iqosとプルームテックを比べてみました!

iqosとプルームテックは、国内の電子タバコ界で2大巨頭となっています。なかには、購入を検討している人もいるのではないでしょうか?そこで今回は、iqosとプルームテックの特徴を紹介しつつ、両者を比べてみたいと思います。
2015年から電子タバコブームへ突入
iqosとプルームテックは、電子タバコ界において知名度が高い商品です。紙タバコと比べ、有害物質がカットされているというキャッチコピーの元、販売されています。
発売当初は、商品を購入するために長い行列もできていました。今回は、電子タバコ界をけん引するiqosとプルームテックをメインに詳細内容を紹介します。
iqosの概要
(※上記はイメージ画像です)
まず初めに、iqosの概要を紹介させていただきます。
発売日、発売元
iqosは、2015年9月にフィリップモリスジャパンより発売されました。今までも、電子タバコは国内で販売されていたのですが、ブームを作ったのは「iqos」です。
テレビなどのメディアでも取り上げられ、電子タバコのブームを築き上げた商品なのです。
本体価格
本体価格は「9,980円」です。ただし、この価格は「旧型」です。2017年3月には「IQOS 2.4 Plus」と呼ばれる新型の商品も販売されました。ちなみに、こちらの価格は「10,980円」です。
替えの形状・種類
替えの形状は「短い紙タバコ」といった感じです。紙に包まっているので、濡れた手で触ると替えがふやけます。ちなみに、替えのことを「ヒートスティック」と呼ぶようです。
また、替えは下記6種類あります。
- レギュラー
- バランスドレギュラー
- メンソール
- ミント
- パープルメンソール
- スムースレギュラー
1箱にヒートスティックが20本入っていて「460円」で販売されています。ヒートスティック1本で6分の喫煙時間。もしくは14回分吸えるとのことです。
発売箇所
発売箇所は、全国の「コンビニエンスストア」や「iqosショップ」です(ただし、地域によっては販売されていない場所もあります)。
ただし、本体については予約制にしている場合や、先着○○個限りとしている場所もあり最寄りの店舗によって違います。
使用方法
ヒートスティックを、iqosのホルダーに真っすぐ差し込みます。差し込んだら、ホルダーに付いているボタンを長押しし、緑色のあかりが点灯してから吸うといった形です。
プルームテックの概要
(※上記はイメージ画像です)
続きまして、プルームテックについて見ていきましょう。iqosとは、全く概要が違います。
発売日、発売元
プルームテックは、2016年3月に「JT」から販売されました。元々は、「プルーム」と呼ばれる電子タバコを販売していましたが、当時はそこまで話題になりませんでした。
しかし、iqosが世の中に広がった時期に「プルームテック」を販売したところ大成功したのです。
本体価格
本体価格は「4,000」円です。現在のところは、新型も発売されていないため本体は1種類のみです。
替えの形状・種類
替えの形状は、「カプセル」になっています。プラスチックのようなものに包まれています。
また、替えは下記3種類あります。
- レギュラー
- クーラーパープル
- クーラーグリーン
1箱に5カプセル入っていて「460円」です。ちなみに、1カプセルに付き約50回吸えるため、1箱で約250回分吸える計算です。
発売箇所
発売箇所は福岡市の「コンビニエンスストア」と「プルームショップ」のみです。それ以外はインターネット上での購入のみです。
ただ、2017年6月から東京で発売を開始するということなので、そのうち全国展開されるかもしれません。
使用方法
カプセルを本体の上部に入れます。あとは、カプセルの部分を吸い込み口にして吸うだけです。
iqosとプルームテックで比較しよう
ここからは、iqosとプルームテックを比較してお互いに勝る部分を紹介していきます。
iqosがプルームテックに勝る部分
知名度が高い
プルームテックと比べ知名度が高いです。バラエティ番組でも特集が組まれたことがあるくらいです。そのため、プルームテックと比べiqosを使用している人も多いので、替えがなくなった際に友人からもらえる確率も高いでしょう。
発売されている範囲が広い
iqosは、プルームテックと違い全国展開されています。そのため、替えがなくなっても気軽に購入できるのもうれしいです。
しかも、大きな都市に住んでいると、iqosショップもあります。iqosショップでは、新製品の先行発売も行っていることもあるので先取りすることも可能です。
紙タバコを吸っている感じにより近い
iqosの替えは紙で包まれているため、プルームテックと比べ紙タバコを吸っている感覚を味わえます。
電子タバコと比べ、有害物質がたくさん含まれている紙タバコに変えようと思う人もそこまで増えないでしょう。
プルームテックがiqosに勝る部分
本体の価格が安い
iqosと比べ、プルームテックの本体の方が約「6,000円」安いです。そのため、初期投資も軽く済むでしょう。ただ、2017年5月現在、本体の発売が休止している状態なので、いつ本体を購入できるかは不明です。
吸い始めまでの操作が楽
プルームテックはiqosと違い、替えを本体に差し込んだ後、ボタンを押す動作などありません。そのため、吸い始めるまでの操作も楽です。
カプセルを投入すれば、すぐに吸えるので初心者でも安心して使えます。
途中で吸うのを辞めても続きから吸える
iqosの場合一度吸い始めたら、放置していてもヒートスティックはどんどん燃焼されていきます。そのため、再度吸いたいときは新しいヒートスティックを差し込まなければいけません。
しかし、プルームテックの場合は吸っているとき以外は燃焼されないため、経済的にも優しいでしょう。
禁煙をしたいならiqosとプルームテックは使うべきではない
iqosとプルームテックを紹介させていただきましたが、実はタバコの葉が使われているため「喫煙具」なのです。よって、禁煙用具としてはほとんど効果はないです。
そこで最後に、自分に合う禁煙用の電子タバコを購入する際の注意点を2つ紹介します。
海外のサイトで購入するときは慎重に
現在は、インターネットで海外のサイトを閲覧することも可能です。そのため、海外産の電子タバコを購入することも簡単にできます。しかし、なかにはタバコの葉やニコチンが含まれている商品もあります。
違法業者も稀にいるため、日本の有名な通販サイト(楽天市場などメジャーなサイト)で購入した方がいいでしょう。
インターネット上の情報を集めるに限る
なかには、禁煙用の電子タバコとして使えるか分からない人もいるかもしれません。その場合は、インターネット上の情報を閲覧するのも有効です。特に、見てほしいのがクチコミです。
例えば、欲しい電子タバコがあったとします。そのときは「○○(電子タバコの商品名)+クチコミ」で検索すると、たくさんのクチコミが出てきます。
ただし、ウソの情報などをクチコミに書き込む悪質なユーザーもいます。そのため、何個ものサイトのクチコミを見て総合的に判断するのも忘れてはなりません。
まとめ
今後も、喫煙用の電子タバコはどんどん発売されていくでしょう。紙タバコと比べ害がカットされたと言っても、害がないわけではありません。
禁煙を本気で行うのであれば、タバコの葉が使われていない電子タバコを購入しましょう。