女性の煙草を支持する人と差別する人の声を紹介!

2016年5月現在、約528万人の女性が煙草を吸っていると言われています(JT調査)。喫煙率は9.7%で、成年女性の約10人に1人は喫煙者だという計算です。
ただ、煙草を吸っている女性に対して、周りの人が持っている考えはそれぞれです。そこで今回は、女性の喫煙に対して肯定的な(支持する)人や差別している(否定する)人の意見を紹介します。
喫煙している女性が、どう思われているのか見てみてください。
女性の煙草を否定すべき人もいるが…
多くの人は女性の喫煙に対して、悪いイメージを持っています。
ただ、なかには女性の喫煙に対して肯定的な人がいるのも事実です。本記事を読んでいただいて、喫煙し続けるべきか卒煙すべきか判断していただければ幸いです。
女性の煙草に対して肯定的な(支持する)人の理由
まず初めに、女性の煙草に対して肯定的な意見を持っている人の声を紹介します。
1.ストレスが発散されるので良い
最近は、女性の社会進出も進んでいるせいか、ストレスが溜まる女性も増えていると言われています。煙草でストレスが解消されるのであれば、女性の喫煙は仕方がないと思っている人もいるのです。
なかには女性に禁煙を進めたが、禁煙のイライラをぶつけられ断念した人もいるようです。
2.女性だけ差別されるのはおかしい
現在は男女平等が当たり前になっているせいか、女性の喫煙だけ差別されるのはおかしいという意見もあります。特に、性別による差別を受け入れたくない人はこの考えを持つ人が多いようです。
3.煙草が似合う女性であれば問題ない
煙草を吸っている姿が似合う女性であれば、喫煙されても構わないという人もいます。
仕事ができそうなキャリアウーマンだったり、好みの女性であれば喫煙は許せるという人もいるようです。
4.自分も煙草を吸っているから人のことを言えない
自分が煙草を吸っているのに、他人の煙草を差別することはできないという意見もあります。
また、元喫煙者でも禁煙することの難しさを体感している人だと、女性に禁煙した方が良いと言えないという意見もあるようです。
5.喫煙所でコミュニケーションがとれる
煙草を吸う女性だと、喫煙室でコミュニケーションがとれるからOKという人もいます。職場で人と話すのが緊張してしまう人も、喫煙所であれば自然体に話せるから落ち着く人もいるようです。
また、好きな女性をデートや食事に誘いたい際も、喫煙所だったら誘いやすいので都合が良いと言う人もいます。
6.マナーを守れば問題ない
煙草を吸っている女性が、マナーを守っているのであれば禁煙しなくても良いと答えている人もいます。
受動喫煙やポイ捨てなど、非喫煙者に対して害を与えなければ、問題視する必要がないという寛容なココロを持っている人も。日本の喫煙マナーが良ければ、関係ないと考えている人もいるようです。
女性の煙草を差別する(否定する)理由
ここからは、女性の煙草に対して差別的な意見を持っている人の声を紹介します。
1.カッコ悪い
「女性=煙草」がカッコ悪いと考えている人もいます。男性と比べ女性の喫煙者は少ないです。そのため、女性の喫煙を極度に嫌がる人もいます。
なかには、自分は喫煙をしているのに女性には煙草を吸ってほしくないと言う人もいるようです。
2.体臭や口臭が強烈なイメージを持つ
煙草を吸っている女性は、体臭や口臭がキツイイメージを持っている人もいます。いくら、性格が良くて外見が良かったとしても、女性が喫煙者だと知っただけで「恋愛対象外」になるケースもあるのです。
またタバコ臭さが嫌な人は、喫煙者と距離をあけて話す人もいます。話すときに相手に距離をあけられていると感じる人は、煙草によって体臭がきつくなっているのかもしれませんよ。
3.知人に紹介したくない
煙草を吸っている女性を知人に紹介したくないと思っている人もいます。「周りからバカにされたくない」、「自分の価値を落としたくない」と感じている人は、このタイプも多いでしょう。
4.軽そうに見える
「煙草を吸っている女性=クラブとかで遊んでいる軽い女性」というイメージを持っている人もいます。特に、化粧を濃くしている女性ほど「軽い女性」と見られる可能性も高くなるでしょう。
人によっては「男遊びや夜遊びが激しそう」、「浮気しそう」という印象を持つ場合もあり、恋愛関係を結ぶのも難しくなるかもしれません。
5.何でも依存する女性に見える
煙草を吸っているだけで「煙草に依存している」という印象を持たれるケースもあります。その結果、男性やブランド物などタバコ以外にも依存度が強いと思われる場合も。
いろいろなものに対して依存する女性だという印象が付くと、あなたのイメージも悪くなります。人によっては、関係を断絶する人もいるので要注意です。
6.気が強そうに見える
女性が煙草を吸っている姿を見せるだけで、気が強そうに見えてドン引きする人もいます。人によっては、喫煙している女性だと「かわいらしさ」がなくなり「男っぽい」、「冷たい」感じに見えるという人も。
男性を惚れさせたいと考えている女性は、卒煙をした方が良いのかもしれませんね。
総合的に考えれば、卒煙した方が良い
女性の喫煙に対する考えを紹介しましたが、トータルで考えれば卒煙した方が良いと思います。その理由について、紹介させていただきます。
1.喫煙者が住みづらい世の中になっている
現在は、喫煙者が住みづらい世の中に変化していっています。特に、話題になっているのが「受動喫煙防止」です。
現在でも、職場においては受動喫煙の被害を防ぐために、喫煙所の設置などを義務付けられています。しかし今後は、屋内での喫煙ができなくなる恐れもあるのです。
と言うのも、厚生労働省が中心となり屋内での全面禁煙化を推進しているためです。今後、新しい法律ができれば、全面禁煙化が日本で実施される可能性もあります。
その結果、職場だけではなく飲食店でも喫煙できなくなり、喫煙者にとってストレスが溜まりやすい世の中になるでしょう。喫煙場所を探すことに時間を割きたくないですよね?
2.煙草価格が上がり続ける
今後は、煙草の値段が上がり続けることも予想されます。例えば「セブンスター」の場合は、1969年発売当初は1箱100円でしたが、2017年6月現在では1箱460円です。つまり4.6倍上がっているのです!
また、煙草価格のうち半分以上は「タバコ税、消費税」で構成されています。つまり、税改正が頻繁に起こると煙草価格も上がる可能性が高くなると言えます。
しかも、日本の煙草価格は他国と比べても安いと言われているので、今後も価格上昇の可能性が高いでしょう。
3.喫煙者の身体に異常が起こる可能性も高くなる
喫煙者や副流煙を浴びている人は、ガンや肺疾患など病気を起こすリスクが上がります。大きな病気を引き起こすと、通常の生活を送ることも困難になり介護してもらわなければいけなくなります。
さらに、医療費が膨れ上がると経済的困窮に陥る場合も。その結果、生活苦に陥り日常生活が送れなくなる可能性もあるので、旅行など娯楽を楽しむ余裕もなくなるでしょう。
まとめ
女性の煙草に関して、いろいろな声があります。ただ、一つ言えるのは卒煙した方が自分のためになる可能性が高いということです。
病気のリスクや煙草代に回すお金を抑えられるだけではなく、喫煙時間を別の時間に回すことも可能です。すると、生活スタイルが変わり人生も良い方向へ変化するかもしれません。
卒煙するかはあなた次第です!快適な生活を送りたい人は、卒煙をしてみてはどうでしょうか?
※本記事に掲載されている内容などは2017年6月現在のものです。