禁煙中にタバコを吸いたくなったら〇〇をしよう!

禁煙をしていると、ほとんどの人が通る道。それが「タバコの誘惑」です。禁煙していてもタバコを吸いたくなってしまいます。
しかし、ちょっとしたことに気を付けることでその誘惑にも打ち勝つことが可能。そこで今回は、タバコを吸いたくなったら行うことをはじめ、様々な視点から禁煙中に気を付けるべきことを紹介します。
禁煙中にタバコを吸いたくなる理由とは?
そもそも、禁煙中になぜタバコを吸いたくなるかというと脳がそうさせているのです。長年タバコを吸い続けた人は、「ニコチン」が脳にとって快楽を引き出す物質となっています。
そのため、タバコを辞めたいと思っても脳がニコチンを求めてしまうため、喫煙したくなるのです。その他にもタバコを吸いたくなる理由が無数にあり、数が多いと誘惑に打ち勝つことが難しくなるのです。
タバコを吸いたくなった気持ちを抑える方法
それでは、初めにタバコを吸いたくなったときに気持ちを抑える方法を紹介します。これを実践することで、タバコの誘惑に打ち勝ちやすくなるでしょう。
1.数分間だけ我慢してみる
タバコを吸いたくなったら、まずは数分間我慢をすることが大事。いくらタバコを吸いたい気持ちが襲ってきたとしても大丈夫。強引にでも良いので、だまされたと思って試してみてください。
すると、タバコを吸いたい気持ちがいつの間にかなくなります。
2.喫煙所がない場所へ移動する
タバコを吸いたくなっているときに、喫煙所へ向かうのは良くありません。やはり、タバコを吸っている人の姿や香りを目や鼻で感じることになるため余計、喫煙したい気持ちにさせてしまいます。
誘惑に巻き込まれないよう、そのときは喫煙所からできるだけ離れましょう。例えば、どこか歩いているときに吸いたくなったとすれば、喫煙所がない場所まで意識的に離れてみてください。
すると、タバコを吸いに行こうという気持ちもなくなりやすいでしょう。
3.タバコのデメリットについて考えてみる
タバコを吸うことで、デメリットがたくさん起こることを意識しておくのも大事です。その際に重要なのが、自分で考えたデメリットが、とても強烈になるものを考えることです。
例えば、長生きしたいと思っている人であれば、「喫煙することで10歳以上寿命が縮まってしまう」など、考えるのも嫌になる内容を何度も自分に刷り込みましょう。
それを何度も繰り返しているうちに、いつの間にか喫煙したい気持ちは少しずつ減っていきますよ。
ただ、タバコを吸いたい気持ちを失くすのは、簡単にできるわけではないため慣れが必要です。そのため苦労することもたくさんあります。禁煙で苦しみたくなければタバコを吸いたい気持ちにならないことです。
次の章からは、タバコを吸いたい気持ちにならない環境への持っていき方を紹介します。
タバコを吸いたくならない環境にもっていこう
1.喫煙用具を身の回りからなくす
絶対にやっておいてほしいことが、部屋や会社のデスクから喫煙用具を失くすことです。
タバコはもちろんのこと、「携帯灰皿」、「ライター・マッチ」など全て処分しましょう。そうすることで、タバコを思い出しにくくなるため、喫煙したい気持ちもなくなるはずです。
2.夢中になることをたくさん見つける
自分が没頭することを見つけることで、タバコのことを考えにくくなります。私も実際に試しましたが、株投資を趣味にしました。
休日であっても、会社の業績や株価を1日中調べていたため、タバコを吸いたい気持ちもなくなりました。寝る間を惜しんででもやりたい内容を趣味にすると良いですよ。
3.ボーっとする時間を作らない
タバコを吸うときは、ボーっとしている状態で喫煙することも多いです。それを少なくすることで、タバコを吸いたくなる回数も減るでしょう。
日頃から、忙しいスケジュールにしておくことでタバコのことを考える暇なんてなくなります。休日であっても、アグレッシブに外出することも良いかもしれません。
4.嫌煙家との付き合いを増やす
周囲がタバコを吸う人が多いと、禁煙している人にとっては苦痛です。周りがタバコを吸っているため一緒に吸いたくなります。そこで、嫌煙家との付き合いを増やすことをおすすめします。
すると、タバコを吸う人が周りにいないため喫煙したい気持ちは減るでしょう。誰と付き合うかで、あなたの気持ちも変わっていくはずです。
タバコを吸いたい気持ちを抑える禁煙グッズ
最後に、タバコを吸いたい気持ちをどうしても我慢をしたいけれど、メンタル面を変えるだけでは不安だという人におすすめする禁煙グッズを紹介します。
これを使うことでタバコを吸いたい気持ちを抑えることができるでしょう。
1.禁煙パイポ
手軽に購入できるのが「禁煙パイポ」です。これは、タバコの形をしたパイプでとても軽いです。味も、ミントやレモンなど、数種類ありますし100円前後で購入することも可能。
スーパーやコンビニエンスストアなど、様々な場所で取り扱いがあるため手に入れやすいでしょう。
2.食べ物
タバコを吸いたくなる理由で、「口寂しさ」というのもあります。それを失くすためにも、お菓子やガムなど食べることも効果的でしょう。すると、口寂しさも解消され、タバコを吸いたい気持ちもなくなっていくはず。
ただし、カロリーを摂りすぎて体重が増えないようにしてくださいね。
3.禁煙本を読む
禁煙に関する本を読むことも良いでしょう。特におすすめするのが、禁煙に成功した人の体験談などが書いてある本です。体験談が書いてある方が、本の説得力が増します。
さらに、喫煙している自分と状況が似ている状態で禁煙に成功した人もいるかもしれません。すると、親近感がわきやすくなり禁煙を頑張る気持ちにさせてくれるでしょう。
4.電子タバコ
この頃では、色々な種類の「電子タバコ」も禁煙グッズとして使っている人もいます。日本では、まだ広がっている途中ですが、海外においてはメジャーになっている国も。
味も数百種類と広がっているので、あなたの好みが見つかるはず。形もタバコと似ているため、本物のタバコを吸いたい気持ちにならなくなるでしょう。
5.禁煙用のパッチ
「ニコチネルパッチ」と呼ばれる、ニコチンが染み込んでいるパッチもあります。これを身体に貼ることで、タバコを吸わなくても体内にニコチンを取り入れることができます。
すると、イライラする状況もなくなりますし、仮にパッチを貼った状態でタバコを吸ったとしても、気分もニコチンの過剰摂取となるため気持ち悪くなります。
その結果、タバコを吸うのが嫌な気持ちになり禁煙する意欲を持てるでしょう。
6.禁煙診療
最後に紹介するのが、「禁煙診療」。これは禁煙グッズではありませんが、病院で診察してもらう方法です。
実際に医師から禁煙のアドバイスなどをもらうことで、禁煙を成功へと導いていきます。成功率も高いため禁煙をしたい人に人気もあるのです。
また、病院によっては健康保険を使った診療も可能なため、コスト面も安く抑えることができるでしょう。
まとめ
とりあえず、タバコを吸いたい気持ちにさせないための環境作りをしましょう。そうすることで、禁煙の成功率も上がります。
ただ、そうは言ってもタバコを吸いたくなるといったときには、自分の考え方を変えたり禁煙グッズに頼ることをしてみてください。
すると禁煙ライフも成功するはずです。ぜひ、禁煙に成功することを心より願っております。