禁煙指導している場所を知り、卒煙を目指そう!

自分1人で禁煙をして、失敗続きの人もいるのではないでしょうか?
何度も失敗すると、1人での禁煙は心細くなりますよね?
そんな方におすすめしたいのが「禁煙指導」です。
これを利用すれば、禁煙に成功するかもしれません!
そこで今回は、禁煙指導している場所を紹介します。
禁煙に役立つ場所は、全国にあるので上手に利用して卒煙を目指しましょう!
禁煙指導してくれる場所は意外と多い
禁煙指導してくれる場所と言えば、どこが思いつきますか?
多くの人は「病院」と答えると思います。
しかし、病院以外にも禁煙指導してくれる場所はあります。
今回は、病院を含めて4カ所紹介しております。
あなたが住んでいる近くに、禁煙指導をしてくれる場所がないか考えながら本記事を読んでみてくださいね!
1.病院
初めに紹介するのが「病院」です。
全ての都道府県で利用できます。
医師の診察なので、専門的観点から禁煙指導をしてくれるでしょう。
禁煙外来で卒煙を目指せる
「禁煙外来」と呼ばれる言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
これは、病院へ通いながら禁煙指導してもらう方法です。
医師のアドバイスを聞きながら完全禁煙を目指す方法で、3カ月間で5回診察を受けます。
ニコチン依存症だと認められれば、社会保険を使って診察してもらえる
禁煙外来を利用する前には、ニコチン依存症になっているかテストを行います。
テストの結果、ニコチン依存症だと認定され、かつ喫煙本数が規定の数を超えている場合、社会保険を利用しての診察が可能です。
禁煙外来を受診する人全員が社会保険を使えるわけではないのでご注意ください。
また、過去に禁煙外来を受診したことがある人は、初診日から1年以上空けての診察でないと、社会保険適用になりません。
そのため、最初の病院選びはとても大事だということを肝に銘じましょう!
肺活量などの測定もある
病院では、肺活量の測定もあります。
診察のたびに、禁煙によって肺活量がどのぐらい戻ったかチェックします。
ただし、タバコを吸い続けると肺機能はほとんど元に戻りません。
隠れて喫煙しても医師からバレます。
肺気腫やCOPDを防ぐためにも、肺活量の検査は大事なのです。
禁煙補助薬を使って、治療できる場合も。
人によっては、禁煙補助薬が処方される場合もあります。
主に使われるのは「チャンピックス」と呼ばれる飲み薬です。
これを飲めば、タバコを吸ってもマズいと感じやすくなるでしょう。
その結果、禁煙成功確率も上がるのです。
ただし、医薬品なので副作用が出ることもあります。
身体に合わないと思ったら、速やかに医師や薬剤師へ相談しましょう!
全ての病院で実施されているわけではないので注意!
禁煙外来は、全ての病院で実施されているわけではないため、対象施設を探さなければなりません。
市区町村によっては、禁煙外来を実施している病院が1件もない場合も。
そのため、家の近くだけではなく会社の帰りに通える病院も探すと良いでしょう。
インターネット上で検索したり、保健所へ訪ねることで禁煙外来を行っている病院を探せるので使ってみてください。
2.保健所
次に紹介するのが「保健所」です。
保健所でも、喫煙者に対するアドバイスをしているためおすすめです。
保健所によって、禁煙指導の制度は違う
各都道府県に保健所はありますが、地域によって指導頻度が違います。
毎週禁煙指導を行っている保健所もあれば、月に1度しか行っていない場合も。
さらに、禁煙指導自体をしていない場所もあるため、各市区町村の保健所に問い合わせましょう。
また、1対1で行ってくれる場合もあれば数十人を対象に禁煙教室を開いているケースもあります。
禁煙のコツが記載されているパンフレットが置いてある
保健所には、禁煙のコツが記載されているパンフレットが置いてあることも多いです。
保健所での指導後に不安な気持ちになっても、パンフレットを見ながら禁煙対策できるので心強い味方になってくれるはず。
禁煙に失敗している人も、自信をもって禁煙に取り組めるはずです。
保険師による禁煙指導を受けられる
保健所によっては、保健師が禁煙指導をしてくれる場合もあります。
保健師とは、病気にならないためのアドバイスをしてくれる専門家です。
つまり、禁煙と健康の関係を教えてくれるだけではなく、禁煙太りをしないための方法もアドバイスをくれます。
健康志向が進んでいる世の中なので、今後も保健師は必要とされるでしょう。
3.喫煙者向けのセミナー
喫煙者向けのセミナーが市民会館などで実施される場合もあります。
インターネット上やテレビCMで募集している場合もあるので、見逃さず見てみてください。
有名な医者が講演する場合もある
講師として街の医者が来る場合もあれば、世界的に有名な人が来たりとさまざまなパターンがあります。
禁煙指導をどういう風にやっているのか?禁煙指導を受けた人はどうなったか?など、実体験に基づいた話を聞ける機会もあるため、喫煙者は参考になるでしょう。
大人数向けに話す場合がほとんどですが、場合によっては、講演終了後に講師と直接話せる機会もあり、質問したいことを聞けるチャンスも!
1度行ってみると、禁煙しようというモチベーションが高まり、行動に反映されると良いですよね!
ただし、抽選で選ばれることもあるので絶対参加できるとは限らない
このパターンのセミナーは定員数が決まっていることも多いです。
そのため、抽選に漏れると参加できない場合もあるでしょう。
特に、超有名人が参加するなど、多数の応募があると抽選になる確率は比較的高くなります。
また、セミナーの種類によっては先着順になっていることもあるので、なるべく早い段階で応募すると良いでしょう。
4.会社での禁煙指導
企業によっては、外部から招いて禁煙指導をしてもらうケースもあります。
あなたが働いている企業で禁煙指導が実施されていないか、確認してみるのも良いかもしれませんよ。
仕事を抜け出して参加する場合が多い
会社で禁煙指導がある場合は、仕事を抜け出して参加する場合もあります。
そのため、参加する当日にはある程度の仕事を済ませておくことが大事です。
特に、当日に会議を入れたり業務をたくさん入れるのは控えましょう。
予定を詰めすぎると禁煙指導どころではなくなり、参加するのも難しくなるため要注意です。
無料で禁煙指導してもらえる場合も多いのでお得
会社で禁煙指導をしてもらう場合は、福利厚生の一環として提供していることがほとんどです。
そのため、無料でサービスを受けられることも多いでしょう。
社内に医務室が設置されている企業だと、定期的に禁煙指導を行う時間をつくってくれるケースも。
結果、禁煙についてのアドバイスもたくさんもらえます。
ただし、企業によっては有料の場合もあるので詳細を確認しましょう。
全ての企業ができるわけではない
禁煙指導の専門家を呼ぶには費用がかかります。
1回につき数万円~数十万円ものお金がかかる場合も。
そのため、サービスを展開する企業は大手企業など財政状態が安定している企業に限られるでしょう。
禁煙指導を利用し、禁煙の波に乗ろう
いろいろな場所で、禁煙指導が実施されていることをお分かりになったと思います。
禁煙に関する知識があるかないかで、卒煙の成功率も大きく変わります。
禁煙のコツをつかめば、簡単にタバコから卒業できるかもしれません。
ぜひ、病気のリスクを減らすため一緒に卒煙をしてみませんか?