禁煙グッズの特徴を知って自分に合う商品を見つけよう!

タバコを辞めるために禁煙グッズを使おうとしている人もいるでしょう。
ただ、禁煙グッズにも合う合わないがあります。そのため、禁煙グッズを使ったからといって、必ず成功するわけではありません。
そこで今回は、禁煙グッズ各々にどういう特徴があるのか見ていきたいと思います。
最後のほうには、禁煙成功率をアップさせる方法も記載してあるのでお見逃しなく!
禁煙グッズとの相性で禁煙成功率は決まる
まず覚えていただきたいのが、禁煙グッズとの相性で禁煙に成功できるか決まるということです。
自分の性格によって、どの禁煙グッズが合うか見極めないと、成功率を上げることは難しいです。
今回は種類ごとに、特徴を記載してあります。
ぜひ、あなたに合った最適な禁煙グッズを探し当ててみてください。
代表的な禁煙グッズ
それでは、早速ですが代表的な禁煙グッズ(禁煙方法)を紹介していきます。
1.食べ物
1つ目は、食べ物を使っての禁煙です。禁煙をしていると、口寂しくなります。
口寂しさを解消して、タバコの誘惑を打ち消したい人におすすめです。
口のなかに残るものがいい
食べ物を食べるといっても、何でもいいわけではありません。やはり、長い時間口の中に滞留できる食べ物がいいです。
そのため、アメやガム、スルメなど食べている最中に何度も口を動かすものを食べましょう。
ただし、食べる回数が増えるとカロリーの摂取量も増えます。体重を増やしたくない人は、食べる量に要注意です。
仕事中など、反感を買われる場合もあるので要注意
口の中に食べ物を入れた状態での仕事がタブーな場合もあります。最たる例が「接客業」です。
ガムやアメなどを口の中に入れた状態での接客だと、見た目も悪くお客様へ不快感を与える場合もあります。
逆に、オフィスワークなど、お客様と接する機会が少ない職場だと、勤務中に食べても大丈夫な場所もあります。あなたの職場環境に合わせて使ってみてください。
2.禁煙パイポ
禁煙パイポは、数十年前から販売されています。パイプの形をしていて、遠くからみるとタバコを吸っている感じに見えます。
煙は出ませんが、吸うたびに香りもするためリラックスを与えてくれるでしょう。
1本あたり100円前後で購入できるので安価で済む
禁煙パイポの魅力は「安さ」です。1本あたり100円前後で販売してあるケースが多いので、お財布に優しいです。
主にコンビニエンスストアやドラッグストア、スーパーまで幅広く販売しており、香りはミントやメンソール、レモンなどがあります。
長期間使うとコストがかかる
1本100円とは言いましたが、吸える回数に限りがあります。そのため、長期間にわたって禁煙パイプを使うとコストがかかります。
他の禁煙方法と組み合わせるなどして、禁煙パイプを使う回数を減らせばコストもかからずに済むでしょう。
3.電子タバコ
電子タバコは、禁煙グッズとしてここ数年の間で知名度も上がりました。
本体と替えが別々に販売してあるケースがほとんどです。商品によっては、1つの本体で数十種類の味が楽しめるので、味に飽きやすい人にピッタリな商品です。
火を使わないので便利
電子タバコは、充電式がほとんどです。そのため、紙タバコのようにライターを持ち歩く必要もありません。
風が吹いていても、使用できるので便利な商品です。
また、使用途中に寝たとしても火事になる心配もほぼありません(電子タバコ本体から出火したケースも報告されているので、寝た状態での使用は極力控えましょう)。
商品を選ぶ際はクチコミなどを参考にし安全性が高い商品を選びましょう。
タバコを吸っている気分も味わえる
電子タバコは、先端部から水蒸気も出ます。そのため、タバコを吸っている気分を味わうことも可能です。
禁煙でイライラする人も、これを見るだけでストレスも減るかもしれません。
しかも、紙タバコと違いタバコ臭いニオイもほとんどありません。そのため、周囲の人に迷惑もかからないでしょう。
商品によって替えの値段が違うので要注意
電子タバコは、数百種類と販売されています。本体の値段だけではなく、替えの値段もピンキリです。
数百円程度で購入できる替えもあれば、数千円出さないと購入できない替えまで値段の幅があります。
本体の値段が安くても、替えの値段が高い場合もあるので購入時は要注意です。
4.ニコチネルパッチ
ニコチネルパッチは、ニコチンを含んだパッチを身体に貼ることで、体内にニコチンが吸収されます。
その結果、ニコチン不足によってイライラを起こす人も解消されると言われている商品です。
2カ月使用して完全禁煙を目指す
ニコチネルパッチは、2カ月間使用し禁煙を目指す商品で、ステップ1とステップ2に分かれています。
禁煙までの日程が設定されているのは、利用者からしても安心ですよね。
薬剤師がいる店舗でしか購入できないため要注意
ニコチネルパッチは、第一類医薬品のため薬剤師がいるときにしか購入できません。
すなわち、薬剤師が常駐していない店舗では、取り扱っていない商品なので要注意です。登録販売者だけでは、販売不可の商品なので、購入時には店舗へ問い合わせてから購入されることをおすすめします。
禁煙成功率を上げるためにもう一工夫
最後に、禁煙成功率を上げるために禁煙グッズをどう使えばいいか?購入時どういうことに注意すればいいかを紹介します。
禁煙グッズを購入しても、成功しなければ意味がありません。少しでも禁煙成功率を上げるために、参考にしてみてください。
1.禁煙グッズを無理に使おうとしない
禁煙グッズを使うタイミングを決めつけないことです。
ニコチネルパッチのように期間が設定されている禁煙グッズだと、期間に合わせて使うのがベストです。
しかし、ある程度自由が利くものについてはタバコを吸いたくなったら使うなど、禁煙グッズを使うタイミングを決めておきましょう。禁煙グッズへ依存し続けると、禁煙グッズがないと生活できなくなる人間になる可能性もあります。
タバコの代わりに使うものだと、自分で意識するといいでしょう。
2.いろいろな禁煙グッズを試す
自分にどの禁煙グッズが合うか分からない人もいるでしょう。そういう場合は、数種類の禁煙グッズを購入してみて、自分に合うものを選びましょう。
「○○な人におすすめ」と書いてあっても、全員に当てはまるわけではありません。初めに話した通り、その人の性格によっても合う合わないが違うので実践した方がいいでしょう。
また、禁煙はただでさえストレスが溜まります。あくまで、禁煙グッズは禁煙によるストレスを解消するために使うものだと意識して購入しましょう。
3.環境に合わせて禁煙グッズを選ぶ
環境に合わせて禁煙グッズを選ぶのも重要です。さきほども話しましたが、職場環境によって使える禁煙グッズと使えない禁煙グッズがあります。
禁煙グッズを購入しても、禁煙によるイライラが来たときに使えないのでは意味がありません。そうならないように、使い勝手が良い商品を購入しましょう。
まとめ
禁煙グッズを有効活用することで、禁煙成功率は格段と上がります。また、人によっては複数の禁煙グッズを組み合わせることで、禁煙成功率が上がるかもしれません。
今後の日本は、さらに喫煙者が過ごしづらい社会になっていくことが予想されます。身体とココロを守るためにも、早いうちに禁煙へ取り組んでみてはどうでしょうか?