タバコを吸わない人と吸う人を比較をしてみよう!

タバコを吸わない人は、吸っている人に対して心の中で、どういう風に思っているか考えたことがあるでしょうか?
別に「気にならない」という人もいれば、とても「気になる」人まで様々です。そこで今回は、タバコを吸わない人と吸う人について比較をしながら、タバコ離れについても触れていきます。
中盤以降は、タバコを吸い続ける人の運命や禁煙するためにやるべきことも記載してありますので、最後までお見逃しなく!
タバコを吸わない人からすれば、喫煙者は迷惑だと言う人も多い
最初に話したように、タバコを近くで吸われて気になる人もいれば、気にならない人もいるのです。しかし、割合としては気になる人の方が多い感触があります。
一因として、タバコの煙を匂う瞬間が減ったためだと個人的に思います。例えば、昔は新幹線や電車の席でタバコを吸えていたのも、現在では「全車禁煙」か「喫煙ルーム」が設けられていることが多く喫煙している時間を非喫煙者が共有する機会も減りました。
さらに、タバコに関する健康促進についても、法律が作られ出したこともあり、喫煙者は「悪」というレッテルが貼られたのかもしれません。
今回の記事には、タバコを吸わない人の意見も書いてあるため、賛同した人はきっと禁煙できる確率も上がるでしょう。
タバコを吸う人と吸わない人の意見を見てみよう
それでは初めに、タバコを吸う人と吸わない人の意見を見てみましょう。昔は吸わない人の意見を気にしたことがなかった人も、時が経っていることで受け入れられるかもしれませんよ。
吸う人(愛煙家)
情緒が安定する
仕事をしていると、どうしてもイライラしたり、ストレスがたまることも多いです。そんなときに、タバコを吸うことで気分が安定して、仕事のやる気が出る人もいます。
しかし、これは脳がニコチンを欲しいと思ってしまっているために、起こる場合が多いです。そのため、大半は「ニコチン依存」にかかっているといっても良いでしょう。
喫煙所での会話がコミュニケーションをとる一因になっている
喫煙所での会話が楽しみと言う人もいます。タバコを吸いながら話すことで、気楽に話せるため、精神的に楽だと言う人も後を絶ちません。
しかし、逆に言うと非喫煙者とは、コミュニケーションをとる機会が少なくなる可能性もあり、別の従業員から反感をかわれる恐れもあるため危険です。
吸わない人(嫌煙家)
お金がもったいない
タバコは、どんどん値上がりしています。例えば、20年ほど前に「220円」だったタバコも、現在では「440円」や「460円」(2017年1月現在)と倍以上になっているケースも多いです。
しかも、この値上がりの原因はほとんど「税金」のため、余計もったいないと思ってしまいます。
健康な身体を維持したい
年齢を重ねるにつれて、身体は衰えていきます。そのため、できるだけ長い期間、健康な身体を維持したいと言う人もいるのです。
特に、年齢を重ねていくにつれて、健康の大事さを考える人も増えていきます。
ただ、最近では若者を中心にタバコ離れが起きていると言われています。次の章では、その理由について見ていきましょう。
若者を中心にタバコ離れが進んでいる理由
1.給料が少なくなっている
現代では、全世代の平均給与が「400万円」前後とかなり下がっています。特に、社歴が浅い人は、給料が安いという人も多いでしょう。
しかも、現在では「非正規社員」も増えているため、いつ働き先がなくなるか分かりません。そのため、「タバコを吸うなら貯金に回そう」という人もいるのです。
2.「タバコ=かっこ良い」と思う人が減った
昔は、有名人を使ってタバコのCMが流れていました。そのため、「タバコ=かっこ良い」と思っていた人も多いです。
しかし現在では、タバコに対するイメージは「マイナス」となっています。そのため、「タバコ=かっこ悪い」という事実が付いてきたといっても良いでしょう。
したがって、喫煙者は人から嫌われる傾向も強くなってきたのです。
3.タバコを吸うスペースがない
東京を中心に、駅のホームからどんどん喫煙所がなくなっています。さらに、歩きたばこも罰金をとられるため、タバコを吸う人を目にすることも減ってきました。
私も、以前東京に住んでいたのですが、引っ越した当初はタバコを吸っていました。しかし、引っ越してからは喫煙所を探すのも面倒になったため、自然に禁煙へと流れていった1人です。
タバコを吸い続け考えられる結果
それでは、タバコを吸い続ける人はどういう人生を歩んでいくことになるでしょう?ここからは、タバコを吸う生活を何年も送ることで、どういう結果がついてくるのか見ていきたいと思います。
1.病気を起こすリスクが高くなっている
年齢を重ねると、ただでさえ身体機能も衰えてくるため、病気をしやすくなります。
しかし、タバコを吸い続けている人は、さらに病気のリスクを高めてしまうのです。特に、「脳」、「肺」、「食道」、「口頭」関係の病気リスクは極めて高くなります。
仮に長生きしたとしても「健康的」に生きていくことは難しくなるでしょう。
2.時間を無駄にして会社でも差をつけられる
喫煙時間は、少しのようで積み重なると相当な時間数です。例えば、仕事中に1日1時間喫煙時間をとったとすると、20日で「20時間」。
つまり、タバコを吸わなければプラス20時間分の仕事ができたことになります。それが影響し、同期に出世競争で負けるということにもなりかねません。
3.お金が貯まらず厳しい生活を送っている
1箱440円のタバコを1箱吸うとして、それが30日続くと「13,200」円で、365日で「160,600」円です。10年経つ頃には「1,606,000」円になっています。これは、車種によっては新品で自動車も買える金額です。
こんな生活を送りたくない人へ、最後に禁煙するため、何をすべきか載せてあります。ぜひ、参考にしてみてください。
禁煙するために何をすべきか?
1.喫煙所に近寄らない
まず、喫煙所の近くを通らないというのが大事です。どうしても、近くを通ると「タバコの匂い」や、「吸っている姿」が目に入ります。
それがきっかけで、タバコを吸いたくなるため、少し遠回りしてでも避けた方が良いでしょう。
また、禁煙当初は友人や上司などから「タバコを吸いに行こう」と誘われるかもしれませんが、それを断る勇気も必要です。
2.一気に辞めようとしない
1日1箱ペースで、吸い続けたのにも関わらず、翌日になった瞬間禁煙するというのも、あまり良くないでしょう。と言うのも、急激な変化をさせることで、イライラが募りやすくなります。
さらに、長期間それを我慢し続けるというのは難しいです。正直、一気に辞められるのであれば、「とっくの昔」に辞めていると思いませんか?
そのため、喫煙本数を徐々に減らしていく方法をとるのが、禁煙を成功させるコツです。
3.自分を受け止める
禁煙をしたいと思っているにも関わらず「今さら禁煙しても遅い」あるいは、「自分にはできない」とタバコを吸い続ける理由を正当化していませんか?
あなたが、本当に禁煙をしたいと思っているのであれば、真摯に向き合い取り組んでみてはどうでしょうか?意識が変わるだけで、行動もきっと変化するはずです。
まとめ
あなたも、タバコを辞めることで、今まで非喫煙者にどれだけ辛い想いをさせていたかが分かるでしょう。今回の記事をきっかけに、ぜひ禁煙と向き合ってみてはどうでしょうか?
今すぐとは言いませんが、なるべく早く始めた方が、身体のためにも良いです。ぜひ、計画を立てて行動に移してみてください。