タバコをやめて禁煙した人に現れる離脱症状とは?快適な生活を送りたい人は必見です!

禁煙は身体に良いと、多くの学者が語っており、最近では非喫煙者を目指す方が増えています。
しかし、禁煙すると高い確率で「離脱症状」が現れます。
離脱症状に襲われると本当に苦しいです。
そこで今回は、離脱症状の内容や、離脱症状を抑えるための対処法を紹介します。
禁煙したときに現れる離脱症状とは?
いきなり離脱症状と言われても、何が原因で起こるか分からないかもいるでしょう。
はじめに、離脱症状が現れる理由、期間について紹介します。
ニコチン依存症によって、現れることが多い
離脱症状は、ニコチン依存症が原因で現れることがほとんどです。
禁煙の離脱症状とは、身体からニコチンが抜けるときに現れる症状を指します。
そもそも、喫煙者の脳はニコチンを吸収することで、快楽を得ています。
しかし、禁煙を始めると体内にニコチンは供給されなくなり、脳内は欲求不満を感じ始めることに。
つまり、「ニコチンが体内にある状態→ない状態」に変化している最中に、離脱症状が起こるのです。
期間は3日~1カ月程度
離脱症状は、人によって期間は異なりますが「3日~1カ月」程度です。
ただ、一般的には禁煙開始「3日後」に離脱症状のピークが訪れると言われています。
つまり、離脱症状に勝てない人の多くは、禁煙開始3日前後で断念するのです。
本記事の終盤には、離脱症状に勝つ自信がない方向けに、禁煙を成功させる方法も記載してあるので参考にしてみてください!
離脱症状の一例
この章からは、離脱症状の一例を見てみましょう。
各症状について、対策方法が記載してあるので参考にしてみてください!
1.イライラ、怒りが現れる
禁煙をしている最中は、ニコチンが体内から抜けていき脳内が不満を感じます。
そのため、イライラや怒りが現れるのです。
普段、気が長い方でもこの症状によって、わめき散らすこともあります。
なかには、禁煙のイライラを他人へぶつけ人間関係でトラブルを起こす方もいるので要注意です。
とにかく、楽しいことを見つけるに尽きる
イライラや怒りを抑えるには、それを上回る楽しいことを見つけましょう。
普段の生活の中で「ムカつくことがあっても、○○をすれば怒りが収まる」という内容もあると思います。
例えば「休日の予定を考える」、「好きな人のことを考える」、「買い物しに行く」など、いろいろな方法があります。
ただ、なかには自分が好きなことすら見つからないと思ってる方もいるはず。
その場合は、自分の性格や志向を分析したうえで、何が好きなのか探してみてください!
アンガーマネジメントを身に着けよう
「アンガーマネジメント」とは、怒りを上手く発散する方法です。
イライラが発生したら、6秒間待ってみたり、「○○するべき」という考えを求めないなど、怒りが湧きおこらない仕組みをつくりましょう!
タバコでイライラが起きない仕組みを自分自身でつくるのが大事です。
本の販売やセミナーの開催もされているので、参加してみてはどうでしょうか?
2.強烈な睡魔
強烈な睡魔に襲われる方も多いです。
例えば、運転中や危険な作業をしている最中に寝落ちすると、重大な事故に巻き込まれる恐れがあります。
また、コンピュータの入力作業中に寝ると、手元が狂いデータ入力ミスを起こし、多大な迷惑をかける場合もあります。
質の良い睡眠を心掛けよう
日中の眠い状況を少しでも和らげるには、質の良い睡眠を心掛けるのが効果的です。
とくに、普段から睡眠不足を引き起こす方だと、余計睡魔に襲われます。
これを解消するためにも、睡眠の質を上げるのは大事です。
睡眠の質を上げる方法の代表例として2つ紹介します。
1つ目は、「就寝前にスマホを見ない」です。
寝る直前にスマホの画面を見ると、脳が興奮して眠れなくなる場合も。
その習慣が身に付くと、寝る時間が次第に遅くなり睡眠時間が削られるのです。
2つ目は、「考え事をしない」です。
寝る直前に考え事をする行為も、寝つきが悪くなる理由です。
仕事やプライベートなど、考え事がたくさんある人は、就寝前にメモ帳へ書き残してから寝てください。
結果、安心感が増して寝付きが良くなるでしょう。
3.便秘
禁煙中の体質変化によって、便秘を起こすケースがあります。
便秘を起こしお腹が張ると、腹痛などを起こし生活に支障が出る場合も。
おいしい料理が目の前にあって食べられないのは辛いですよね?
自炊をして食生活を見直そう
外食や惣菜だと、味付けが濃い上に栄養素がほとんど含まれていないことも多いです。
自炊が苦手な方でも、調理するのは簡単です!
私も、自炊は苦手ですが「電子レンジ」を活用して調理しています。
耐熱容器の中に、食材と調味料を投入すれば料理を仕上げることも可能なのでラクです。
また、食材を切るのが面倒な方は「カット野菜」などを利用すると、調理の手間も省けます。
例えば、業務用スーパーだと冷凍野菜が500g入っていて200円以下で販売されていることもあるので、ぜひ利用してみてはどうでしょうか?
4.頭痛
人によっては、立ち上がれないぐらい激しい頭痛に襲われます。
頭痛を起こすと、そこから「吐き気」、「めまい」へつながり、日常生活が困難になる場合もあるでしょう。
姿勢が悪くないか確認!
頭痛は、普段の生活習慣によって引き起こすことも多いです。
特に、姿勢が悪く「猫背」になっている方は要注意。
「首や肩の凝り」を経て血行不良に陥り、余計頭痛がひどくなる場合もあります。
例えば、イスへ座るときは「お尻をイスの奥に入れて骨盤を立てて座る」など、普段の生活習慣を見直してください。
繰り返し行うことで、頭痛も改善されるはずですよ。
離脱症状が現れてタバコを吸いたい方へ。
最後の章では、離脱症状が現れてタバコを吸いたい方が禁煙(卒煙)を成功させる秘訣を3つのステップに分けて紹介します。
ステップ1.思考を変える
まずは、タバコに対する思考を変えましょう。
喫煙者のなかには、タバコを吸う「口実」ばかり考えてる方もいます。
しかし、その状況だとタバコを辞めるのも難しいです。
そこで、喫煙の「デメリット」に目を向けましょう。
タバコが悪いものだと脳に認識させるには「禁煙セラピー本」がおすすめです。
ヘビースモーカーのなかには、この本を読んでタバコを辞めた人もいるので、あなたに役立つはずです。
ステップ2.行動を変える
タバコへ対する考えを変えた後は、行動を変えましょう。
今まで、コンビニで毎朝タバコを買っていた方は「コンビニへ行くことを辞める」、
喫煙所へ立ち寄っていた方は「喫煙所の近くを通ることを辞める」と、1つずつ行動を変化させてください。
その結果、喫煙者がとる行動パターンではなくなるので、タバコを吸いたい気持ちも減るでしょう。
ステップ3.継続する
最後に、ステップ1と2を継続し続けることが大事です。
継続し続けることで、身体が勝手に覚えるので、タバコを吸いたい気持ちも減ります。
ただ、なかには継続するのが苦手な方もいると思います。
その際は、自分にご褒美を設定してモチベーションを上げてください。
モチベーションを維持し続けれる仕組みさえできれば、継続するのも簡単ですよ!
離脱症状に打ち勝って、人生を変えよう!
離脱症状は、ほとんどの喫煙者に訪れます。
ここでタバコを「やめられるか」、「やめられないか」で、身体へ与える負担量も変わります。
生活を送っている中で大きな病気にかかりたくないですよね?
病気のリスクを減らすには、タバコを辞めるのが一番です!
イキイキな生活を手に入れて、タバコを辞めてよかったと思える人生を楽しみませんか!?