禁煙中にタバコを一本吸って喫煙再開する人としない人の違いを紹介!

禁煙生活を送っている方のなかには「一本ぐらいタバコを吸っても大丈夫だろう…。」と思ってる方もいると思います。
私も、禁煙生活を送っている際に、何度もタバコを吸いたくなりました。
ただ、禁煙中にタバコを一本吸った後に喫煙再開する人もいれば、禁煙を続けようと思う人もいます。
そこで本記事では、その違いについて紹介します。
禁煙中にタバコを吸おうか迷っている方は、今回の記事を参考にしてみてくださいね!
禁煙中のタバコ一本で喫煙再開する人の特徴
まず初めに、禁煙中のタバコ一本で喫煙再開する人の特徴を見てみましょう。
この章で、紹介する内容が当てはまりそうだと思った方は要注意です!
1.タバコの味がおいしいと感じた
久しぶりの喫煙でタバコの味がおいしいと感じた方は、喫煙再開する可能性が高いです。
例えば、炭水化物を3カ月間我慢していて久しぶりに食べる感覚と似ています。
一度、タバコの味がおいしいと感じると「もう一本ぐらい吸ってもいいや!」という気持ちが生まれるため、禁煙できなくなりタバコ中毒者へ戻ってしまうのです。
2.喫煙しても、嫌な気分にならない
久しぶりに喫煙したときに、一つも嫌な気分にならなかった人は「禁煙をしなくても良いや!」と気持ちが生まれる可能性もあります。
その結果「タバコを吸っても吸わなくても一緒」という気持ちが芽生え、結局喫煙を再開してしまうことも…。
また、タバコを一本吸った時に、その空間がゴージャスだと感じると居心地が良くなるため、余計喫煙再開したいという気持ちになるでしょう。
3.喫煙している時間がぜいたくに感じる
タバコ一本吸っただけで、ぜいたくな時間だと感じる人も喫煙開始する確率が高いです。
特に、ストレスをたくさん抱えている状態だったり、喫煙者と優雅に話している状態だったりすると、余計喫煙時間がぜいたくだと感じます。
精神的に滅入っている人ほど、タバコを吸い続けたいと思うでしょう。
なかには、禁煙中にタバコ一本を吸っても喫煙再開しない方も。
禁煙中にタバコ一本を吸っても、喫煙再開しない方もいます。
どのようなタイプの方が、喫煙再開する可能性が低いか見てみましょう!
1.タバコの味がマズく感じる
長期間禁煙を続けると、タバコの味がマズく感じる方もいます。
その場合は、禁煙中にタバコ一本を吸ったとしても喫煙を再開しようとは思わないでしょう。
禁煙者によっては、少しタバコを吸っただけで吐き気やめまいを起こし、体調不良を起こす場合もあります。
すると、喫煙するのが余計嫌になり、禁煙を続けようという気持ちも生まれやすいでしょう。
2.タバコのメリットを感じない
久々にタバコ一本を吸って、何もメリットを感じなかった人は喫煙をやめようと思うでしょう。
さきほど話した「味がマズく感じる」だけではなく「煙たいのが嫌」、「身体にニオイが付くのが嫌」など、タバコに対して「マイナス」イメージを持った人は、タバコを吸いたくない気分になる確率が高いです。
3.喫煙するのが面倒くさい
喫煙所を探し、箱からタバコを取り出してライターで火を付けるといった、一連の流れが面倒だと感じた方も、喫煙再開しようという気持ちが湧きづらいでしょう。
「タバコを吸うだけのために、行動をしたくない」と思っている場合、禁煙生活に慣れているため一本タバコを吸ったからといって喫煙欲求は起こりにくいです。
タバコを吸う生活が良いと思わない限り、喫煙したい気分にならないでしょう。
4.タバコにお金を使うのがもったいないという気持ちを持っている
タバコ代にお金をたくさん使いたくないと感じている方も、喫煙再開することは無いでしょう。
禁煙したことで金銭面のメリットを感じた場合、タバコ一本吸ったとしても「喫煙者には戻らない!」という気持ちが生まれます。
また、禁煙開始当初と比べタバコの値段が上がってる場合も、タバコを買うのが嫌に感じ禁煙を続けようと思うはずです。
個人的には、禁煙中のタバコは控えた方が良いと思う
ただ、卒煙経験者としては禁煙中にタバコ一本吸うのは危険だと感じます。
この章では、その理由を紹介します。
1.タバコの臭いが嫌になったからと言って、吸い心地が悪いとは限らない
禁煙を長期間継続すると、タバコの臭いが嫌になる人もいます。
しかし「臭いがきつい=喫煙が嫌」とはなりません。
なかには、臭いがきつかったのに思ったより「味はおいしかった」という気持ちが現れ、喫煙を再開する人がいるのも事実です。
2.我慢して吸い続ければ喫煙習慣は付く
仮に、禁煙中にタバコを吸って嫌だったとしても、何度も吸い続けるとやがて「喫煙をもう一度始めてみようかな。」という気持ちになることもあります。
特に、周囲の友人から「タバコを吸い続けたらおいしいと感じるよ」など、悪魔のささやきを何度も聞くと危険。
「タバコはやめるべき」が「吸い続けるべき」という考え方へ変化します。
特に、あなたの周囲に喫煙者が多い場合は、タバコを正当化することも多いので注意しましょう。
3.喫煙できる空間を追い求めてしまう可能性がある
さきほども話しましたが、禁煙中に喫煙するとその空間がぜいたくに感じる場合もあります。
仮に、喫煙が嫌だと思っても、快適な喫煙スペースを手に入れたい気持ちの方が上だと、強引にタバコを吸い続けようとするケースも。
その結果、禁煙を続けたい気持ちがなくなり、喫煙者へ戻る場合もあります。
つまり「禁煙のメリット<喫煙のデメリット」という図式になると、喫煙者へ戻ってしまうのです。
タバコを吸いたくなったときの対処法
タバコを止めるのが大事と分かっていても、どうしてもタバコを吸いたいと思う気持ちは出ます。
そこで最後に、喫煙したくなったときの対処法を紹介します。
タバコの誘惑に負けそうな方は必見です。
1.タバコが吸える場所へ行かない
タバコの吸える場所へ行かないことは効果的です。
具体的には、喫煙所だけではなく「喫煙席」設置の飲食店も含まれます。
つまり「喫煙できない場所へ行きましょう」ということです。
これを実践すれば、タバコの香りを嗅ぐこともないので喫煙欲求は起こりづらくなるはず。
特に「タバコが販売してある店舗+喫煙所」がある場所は、喫煙欲求を増幅させるので危険です。
2.タバコと別のことを考える
タバコ以外のことを考えるのも忘れてはなりません。
頭のなかから喫煙欲求がなくなれば、タバコを吸いたい気持ちも多少抑えられるはず。
例えば「今日のランチは何を食べるか?」、「今度、どこへ旅行に行きたいか?」など、プライベートのことをたくさん考えましょう。
仕事のことをイメージするのもアリですが、考え過ぎによってイライラ度が増し喫煙欲求に火を点けてしまうことがあるので要注意です。
3.喫煙者がいる方を見ない
タバコを吸いたいと思っている最中、喫煙者が視界に入ると余計喫煙欲求が湧く場合もあり、喫煙再開へつながります。
仮に、喫煙所があるのを見つけたとしても、すぐに目をそらしましょう。
喫煙者をじーっと見つめると、悪魔の誘惑に誘われるので気を付けてください!
卒煙するためにも、禁煙中のタバコは控えよう!
興味本位で、禁煙中にタバコを一本吸いたくなる方もいると思います。
しかし、その一本が命取りになる場合もあるのです。
仮に禁煙を数カ月、数年続けたとしても、タバコ一本によって今までの努力も水の泡になるだけではなく、卒煙を成功させるために使ったお金も「無駄金」になるでしょう。
この状況を避けたければ、禁煙中もタバコを加えないようにしてください。
きっと、ヘビースモーカーだった方も卒煙に成功するはずですよ!