【第2話】どうしたらタバコを辞めることができるのか?あなたのストレスの正体を解明…

こんにちは、卒煙.jpの山下です。

前回のブログを公開したところ、本当にたくさんの反響がありました。ありがとうございます。

実際に本当にたくさんの方が禁煙について悩まれていることがわかりましたし、辞めたくても辞められず、苦しい思いをしている方が非常に多いことがわかりました。

しかし、それでもまだ・・・

「タバコが吸いたい!」

そんな、あなたに1つ質問なのですが、あなたがタバコを吸うのはなぜですか?どんなときにタバコを吸いますか?

1日の生活のなかで、一服しようとする瞬間を思い出してほしいのです。

ここはぜひ2〜3分でもいいので時間をとって、ちゃんと考えてみてください。

ちなみに、当時の私はこんな感じでしたね。

朝の寝起き、出かける前、通勤中の道のり、会社に入る直前、仕事中の息抜き、仕事が一段落したとき、仕事が煮詰まったとき、同僚との会話中、食後、何かしら気分転換したいとき、仕事終わり、ヒマをもてあましてるとき、くつろいでいるとき、テレビ見てるとき、寝る前・・・。

こうやって1日のタバコを振り返ってみると、ありとあらゆる生活のシーンでタバコを手にしていました。

  • ストレスを感じるとき
  • 集中したいとき
  • リラックスしたいとき
  • コミュニケーションをとるとき
  • 特になにもすることがないとき

要は寝ているとき以外、ほぼすべてのシチュエーションで自然に吸っているんです。

まるで「癖」のように、日常生活の中で決まった行動パターンとして繰り返しタバコを吸っていますよね。

あなたを24時間、監視カメラで撮影すると
面白いほど習慣化していることがわかるでしょう。

では、なぜ多くの方が禁煙したいのにできないのか?禁煙すると何が問題なのか?ということについて今回はお伝えしていきます。

実は結論から言うと、そのなかでももっとも大きな原因はストレスにあります。

なぜならあなたは・・・

喫煙=ストレス解消

と思い込んでいませんか?

もちろん、喫煙者にとってはストレス解消の1つになっていることは事実としてあります。

だってイライラしたときに吸うタバコってなんだか気持ち良いじゃないですか。

ふわーって頭のなかからヌケるあの感じ。あれを味わいたくて、あなたもタバコを吸っているんですよね。

禁煙がストレスになるという意見もたくさん・・・

そして、一服後すっきりして、また仕事に向かう。

そんなことをあなたは毎日繰り返しているのだと思います。

だから、あなたは喫煙をストレス解消だと自然と思い込んでしまっているのだと思いますが、実は大きな間違いです。

それに気付くには、まずは、

「ストレス」とはそもそもなんなのか?

を知る必要があります。

ストレスとは、なんらかの刺激によって生まれた「心や体の状態」のことを言います。

多くの方がストレスだと感じるのは、例えば、苦手な上司に嫌味を言われたときのような事だと思います。

苦手な上司が放った嫌味であなた自身がイヤな思いになったり、腹立たしさを感じたときの気持ち。

これがストレスだと多くの方は考えています。

しかし、実はストレス=イヤなこと、というのは間違いです。

なぜならストレスには、「快ストレス」「不快ストレス」というものがあるのです。

ストレスはなんらかの刺激によって生まれた「心や体の状態」と言いましたよね。

つまり私たちは・・・

愛犬や娘と遊んでいるときもストレス

ほかにも「来週から海外旅行に行くぞ!」とワクワクしているときも、「明日は休みだし、今日は飲むぞー!」と意気込んでいるときも、実はすべてストレスなのです。

つまり、ストレスがないということは、何もしておらず、何も感じていない状態のことを指すということなんです。

例えば、天気の良い日の昼下がりの公園のベンチに座ってぼーっとしているときや、釣りをしながらゆっくり揺れる海をながめている。

こんな状態がストレスのない状態と言えるのです。

しかしながら、あなたは

「適度な」ストレスが重要

だということをご存知ですか?

一生昼下がりの公園のベンチで、のほほんとしているだけの人生なんて、つまらないですよね。

人間はある程度のストレスにさらされているからこそ、モチベーションになったり、目標達成に繋がったりするのです。

そして、ストレスの多くが「人間関係」によるものです。

なんとかして意中の人を気を惹こうと努力したり、友人や家族、職場などあらゆる場で相手がどう思っているか?会話や自分の態度が相手を不快にしていないか?ということを気にしたり、時には喧嘩をしたり、話し合いなどをするなどして解決いく仮定でストレスを感じることがあるでしょう。

しかし、その度に自分を内見したり、相手を思いやる心を取り戻すなど、自らよく考え、他の可能性を見いだし、より関係がよくなったり、人間関係における自分のスタイルを発見することができるのです。

もちろん「過度な」ストレスは精神的にもよくありません。

良くありませんが、「適度な」ストレスは、人を成長させてくれるのです。

もしも、完全にストレスがなくなってしまうと、「何も不安に思わない」「何も心配しない」「何も行動せず、常に受け身」という状態になってしまいます。

だから、ストレスを敵だと
思わないでください。

そもそも、ストレスは良いものでもあり、悪いものでもあるのです。

だから、まずはあなたにはストレスとうまく付き合っていけるようにしていただきたい。

そもそも「ストレスを感じたらタバコを吸う」というのは、習慣でしかありません。

だから、ストレス解消をするための道具にタバコを使うべきではないのです。

なぜなら、実は「タバコとストレス」の興味深い事実があるからです・・・

実はタバコがあなたのストレスを
生んでいることをご存知でしたか?

タバコを吸うと脳内で2つの作用が起こります。

つまり、普段何気なくタバコを吸っている瞬間、あなたの頭の中では、ニコチンにより2つの異なった作用が働くということです。

  • ひとつは、即効性の「興奮作用」と呼ばれるもの
  • もうひとつは、遅効性の「抑制作用」と呼ばれるもの

ニコチンは脳波を活発にするアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質を、“強制的”に分泌させます。

この興奮作用により脳波を速くするので、タバコを吸うと頭が冴える気がしたり、スッキリした気分になります。

これはあくまで“強制的”に刺激を与えているだけなので、この状態を続けると脳がだんだん疲れてきて、タバコを吸っていないときの脳にまで悪影響を及ぼし始めます。

と同時に、ニコチンには脳波を遅らせる抑制作用があり、この作用がまた厄介な存在なんです。

脳波を遅らせる作用はタバコを吸ってから
30分〜40分経ったころに現れます。

が、症状がかすかなので、喫煙したての頃はほぼほぼ何も感じません。

ですが、1日1本吸ってたのが2本に増え、2本が3本に・・・と増え続けていくうちに、その抑制作用の影響が脳に蓄積されます。

すると、何となく手持ち無沙汰な感じになったり、口寂しく感じたり、モヤモヤした気分になってきます。

スモーカーはノンスモーカーに比べて脳波が遅い(アルファ波やベーター波が少ない)というデータがありますが、「頭の回転がハッキリと遅くなっている」なんてことは、自分では気づくことすらできません。

なぜなら、その変化はとてもゆっくりしたものだからです。

ニコチンのせいで脳波が遅くなっている(遅効性の抑制作用)ときにタバコを吸うと、これまたニコチンによって脳波が速くなり(即効性の興奮作用)、

なんとなくダルかったのがシャキッとして、
気分がスッと晴れるように感じるんです。

これが、

  • タバコを吸うと頭の回転がよくなって仕事に集中できる
  • タバコを吸うと気分がスッキリにする
  • タバコを吸うとイライラがおさまって気分転換になる

という「からくり」です。

タバコを吸って気分がラクになり、ストレスが解消されるような気分になる本当の理由は、単純に「ニコチンを摂取」しているからです。

だからこそ、

タバコで解消できるのは
「タバコ切れのストレスだけ」

という事実をあなたには感じて欲しいのです。

タバコのせいで頭の回転が遅くなっているとか、気分が冴えないなんてことは自分では気づかないので、タバコの ”おかげで” 気分転換(ストレス解消)になると思い込んでいるんです。

思い込みで済めばいいのですが、脳は日々しっかり学習していて、脳波の遅れを取り返そうとニコチンを当てにするようになります。

生物学的に見ると、喫煙者がタバコを吸う理由は「遅くなった脳波をもとに戻すためだけ」なんだそうです。

脳波がもとに戻ると、頭がスッキリするし、なんとなくダルイ感じがとれて集中力が戻ります。

戻りますが、ホッと一息ついたかと思えば、ニコチンの抑制作用でまた脳波が遅くなってくると、退屈な感じや落ち着かない感じ、イライラ感が出てきます。

それでまた脳波をもとに戻すために、もう1本タバコを吸ってしまう。

いつまでも、いつまでも、同じことをループし続けるんです。

つまり、タバコを吸っている限り、

永遠と「イライラ」して、
「吸って気分がラクになる」を繰り返します。

私たちはタバコのストレスをタバコで解消していた・・・
出典:横浜市健康福祉局【禁煙を始める前に】禁煙NOTE

タバコを吸って解消できるイライラは「ニコチン切れのイライラ」だけです。

タバコがストレス解消になるというあの感覚は、脳波が遅くなった状態(ニコチン切れのストレス)を、ニコチンでもとに戻しているだけだったんです。

ここで一番問題なのは、ニコチン切れのストレスが、他のストレスと区別できていないということです。

イライラ感じることは、人間であれば誰だってあります。

子どもだって、兄弟ゲンカや友だちとケンカをしようものなら、激しくイライラをぶつけ合いますよね?

イライラ感は、タバコを吸っているいないにはまったく関係がなく、スモーカーだろうがノンスモーカーだろうが、誰しもが抱える日常のちょっとしたストレスです。

ですが厄介なことに、ニコチン切れのストレスと日常のストレスとの境目が分からないために、ニコチン摂取によって気分がラクになる感覚を、ほかの問題(日常のストレス)とリンクさせて「俺、やっぱタバコがないダメだわ」と錯覚してしまうんです。

すべてのストレスをタバコが解消してくれると勘違いしはじめるんです。

タバコを吸うとホッとしたり、落ち着いたり、解放される感じの喜びは、タバコによって生み出されたイヤな感じを解消してるだけ。

つまり・・・

あなたのストレスを解消してくれているのは、
タバコじゃないのです。

日常のイライラは、本来その原因とちゃんと向き合うことでしか解決できませんが、タバコがあれば解決してくれるんだという大きな勘違いをさせてしまうのが、タバコの怖さです。

だからこそ「タバコに対する心の依存」を生むんです。

タバコによって生み出されたストレスに自分自身が支配されていたのです。

だから、タバコで気分がラクになる、ホッとする、イライラがなくなるというのは全部あなたの「カン違い」だったのです。

はじめて吸ったあのタバコが、タバコがないと生きていけないかのようにあなたを騙し続けています。

タバコによって生み出されたストレスに、気づかないうちにがんじがらめに支配されているだけです。

ただただ、あなたの脳がニコチンを摂取してるだけの無益なひととき。

”タバコがタバコを吸わせている”という無限ループに落ちているだけだったのです。

まるでダメな恋人のように、タバコは私たちを支配しているということだったのです・・・

ダメな恋人とはわかっていても、
いざ別れるとなるとやっぱり怖いですか?

いいえ、大丈夫です。

3日もすればニコチンは体内から完全に抜けるので、脳波の遅れも自然と戻り、ストレスに対する不安もなくなっていきます。

仮に「いや、すべてのストレスはタバコで消せるんだ!ストレス解消にはタバコしかない!」と認めたとしましょう。

そんな時、タバコがどこにも売っていなかったら、あなたはどうしますか?

そもそも、コンビニもないような海外で、そもそもタバコがない場所であれば、どれだけのストレスがあったとしても、別にタバコは我慢できると思いませんか?

人はある程度のストレス耐性は持っています。

持っていますし、ストレスは波のようなものなので、待っていれば時間が解決し、勝手に去っていきます。

だから、安心してください。

そもそも、ストレス解消をタバコでする必要はありませんよね。

甘いものを食べたり、運動したりすれば、あなたに襲ってきたストレスなんて自然と去っていきます。

要するに、あなたが作り上げてしまった喫煙の習慣を何かに置き変えることが非常に重要なのです。

しかし、単にタバコのデメリットだけをあなたにお伝えしても、あなたはどうせタバコをまた吸ってしまうんだと思います。

なぜなら・・・

タバコの害の話なんて、
耳が腐るほど聞いているから

です。

喫煙者と非喫煙者の間では必ず問題がおきます。

なぜなら、非喫煙者は喫煙者の気持ちをまったく理解できないからです。

「なんでタバコなんて百害あって一利なしなのに吸うの?」と全面否定してきます。

健康に悪影響しかないと、悪い部分だけをピックアップして伝えるだけなのです。

しかし、喫煙している方は「そんなことはわかっている!」と言わんばかりに、まるで反発するかのようにタバコを吸い続けます。

私も昔はヘビースモーカーでしたから、タバコの良い部分も理解しています。

仲間内で吸うタバコってなんだか自然と仲良くなれてしまうんですよね。みんなで悪いことをしているときの感じに似ていると思います。

しかし、タバコの悪い部分は健康やストレスだけに限らないのです。

実は・・・

喫煙者ほど「年収が低い」というデータを
厚生労働省が出しています。

実は600万円以上の年収の層では男性でも4人に1人しか喫煙者はいない
出典:http://www.kyochika.com/entry/2016/01/24

あなたはお金が好きですか?

もちろん、この資本主義社会で「嫌い」と言う人はほとんどいないと思います。

この図からも見て取れるように、実は喫煙者であればあるほど、年収が低いという事実があるのです。

このデータは、「調査実施世帯は3,684世帯であり、生活習慣調査は20歳以上の7881名」ということで、ネットの調査のように偏りが無くてほぼ実数値に近いと思います。

「自分の周りは違う」みたいにミクロの話ではなく、統計データとして出てしまっているのです。

実際、高収入の方の喫煙率は、10%弱。一方、生活保護受給者は73%と、7倍も高いのです。

海外でも同様の結果でした・・・

アトランタ連邦準備銀行のアナリストたちが行ったアメリカ人を対象とした最新の調査によると、非喫煙者は平均年収33820ドル(333万円)なのに対し、喫煙者は、27248ドル(268万円)と、17.5%収入が低いことが判明したそうです。

調査に携わったアナリストのメリンダ・ピッツ氏は、喫煙者の収入が低い理由として、喫煙者のうち28%は高卒もしくはそれ以下で、非喫煙者にくらべ学歴が低く、結婚率も低いことが関係していると分析しています。

そして、さらに衝撃的な事実があります。

なんと、

禁煙を成功させた人は喫煙者より収入が高い

のです。

アメリカの研究により、禁煙に成功した元喫煙者は、一度もタバコを吸ったことがない人よりも平均年収が高いことも調査結果から導き出されました。

ニコチン中毒という一種の依存症から、強い意志力により禁煙することができた人は、その意志力がビジネス面で良い方向に生かされたのかもしれません。

調査結果では、以前たばこを吸っていた人の特性が、喫煙者や一度もたばこを吸ったことのない人々との比較で、労働市場で一段と高い報酬をもたらしていると示唆しているそうです。

WSJ.comによると、「常習的な行為を止めるには特別な努力が必要だ。そのために、一度も吸わなかった人よりも見返りは大きい」との見方を示した。さらに、「粘り強さや忍耐、また、禁煙を可能にしたあらゆる特性が、雇用主にとって価値があるのだと思う」と述べています。

このように喫煙は、あなたの収入にも実は大きく影響していたのです。

私は単にあなたに
禁煙して欲しいわけではありません。

禁煙することで、その先にある未来の可能性を見つけ、人生をもっと輝かせて欲しいと願っているのです。

だってそうじゃないですか。

これまでお伝えしたように、あなたがこれまで感じていたストレスもタバコの幻想であるのですし、年収だってタバコを吸う人は低いというデータが出ているんです。

実際に、結婚率も学歴も喫煙者のほうが低いというデータもあります。

喫煙自体が悪いとは言いませんが、実際にこのように統計的に見ると、喫煙しているだけ、本当にデメリットが多いのだと納得せざるを得ません。

あなたはどう感じますか?

タバコを辞めるだけで、健康になり、
年収もアップして、家族も幸せになるのです。

あなたには、家族に悲しむ顔を見せてほしくありません。

タバコを吸っていることで、悪い影響があるだけでなく、今後あなたが理想としている輝かしい未来も失ってしまうことになるのです。

あなたはどういう人生を歩む、最後にどういう死にかたをしたいのか。もう一度じっくりと考えてみてください。

やりたいこともできずに、不満をこぼし、タバコを吸ってごまかし続け、肺がんになって死にたいのなら、吸うという選択もありです。

しかし、少しでもそんなのは嫌だと感じるなら、このプロジェクトに最後までお付き合いください。

きっとあなたの喫煙人生に終止符を打てることを、お約束させていただきます。

次回予告

いかがしたでしょうか。今回は喫煙によるストレスについて、そして年収の比較についてお伝えさせていただきました。

実際に喫煙は健康被害だけではなく、精神的・金銭的にも大きな影響があることを今回のブログではお伝えさせていただきました。

ただそうはいっても、具体的にどうすれば禁煙できるの?と疑問に思うかもしれませんね。

それは次回の3話でじっくりとお話しさせていただきます。

次回は禁煙を成功させるための具体的な3ステップについてお伝えします。どうぞ楽しみにしておいてください。

また、執筆の励みになりますので、こちらの記事にもコメントをお願いします。

次回のコンテンツの参考にさせていただきます。

Q1.あなたはこれまでどのような事で嫌なストレスを感じてきましたか?
Q2.あなたの周りでどんな人がタバコを吸っていますか?具体的にお書きください。
Q3.今回の内容に関してのご感想をお願いします。

こちらを書いていただくことでアウトプットになるので、今回の内容が頭に定着します。

そうすることで禁煙の効率もアップしますので、ぜひ時間をとってコメントをお願いします。