日本で電子タバコが広がった理由と安全に使うコツを紹介!

日本では、数年前から「電子タバコ」の認知度が高まってきました。
最近では、紙タバコの代わりに電子タバコを利用する方も増えています。
ただ、電子タバコを使っている人のなかには、事故を起こす場合もあります。
そこで今回は、日本で電子タバコが広がった理由と、安全に使うコツを紹介します。
日本で電子タバコが広がった理由
まず初めに、日本で電子タバコが広がった理由を見てみましょう。
国内で禁煙化が進んだ
国内で禁煙化が進んだ結果、電子タバコを使う人も増えました。
現代では、紙タバコを吸っていると周囲から冷ややかな視線が送られ、喫煙者が気を遣う状況も増えてきました。
最近では、喫煙者に対する圧力を強めている企業も多いです。
その圧力に耐えられなくなった結果、禁煙用具として電子タバコを使う人が増えたのです。
健康志向の人が増えた
喫煙者のなかにも、健康志向の方が増えてきました。
それもあってか、身体への負担が軽いタバコを吸いたいと思い、電子タバコへ変えた方もいます(アイコスが電子タバコの先駆けです)。
少しでも健康な身体を維持したい気持ちが強い方に多いでしょう。
電子タバコしか吸えない場所ができた
飲食店によっては、紙タバコがNGでも電子タバコであればOKな場所もあります。
飲食店で気軽にタバコを吸いたいと思っている方も、電子タバコに変更する傾向が強いです。
街中では、今後も電子タバコ専用の飲食店が増えるかもしれませんね。
紙タバコと比べ、副流煙の被害がほとんどない
電子タバコは、紙タバコと比べ副流煙の被害もないと言われています。
そのため、受動喫煙の被害抑制にもつながるでしょう。
特に、忘年会などで非喫煙者と近い場所でタバコを吸う場合、紙タバコと違いニオイも少ないので、非喫煙者からのウケも良いです。
ただ、煙は出るため顔に吹きかけないようにしてくださいね!
オシャレ性が高い電子タバコが増えた
電子タバコが販売された当時は種類が少なく、正直見栄えが悪く安っぽい商品も多かったです。
しかし、現在ではデザイン性が高い電子タバコもたくさん販売されています。
そのため、手軽に購入しやすくなったことも挙げられます。
普段からオシャレを楽しんでいる方だと「どの電子タバコだったら服に合うかな?」と雑貨を選ぶ感覚で電子タバコを購入する人もいます。
さらに、男性だけではなく女性も手軽に使える電子タバコが販売されたのも大きいでしょう。
電子タバコ市場の規模が日本で大きくなった
電子タバコ市場の規模が大きくなったのもあります。
日本では「テレビで紹介されたこともあり」電子タバコブームに火が点きました。
それもあってか、現在では数十種類の電子タバコが販売されています。
なお、通販を使えば海外から電子タバコを購入することも可能です。
ご自身に合いそうな商品を探してみてください。
日本で有名な電子タバコブランドとは?
この章からは、日本で有名な電子タバコブランドを5種類紹介させていただきます。
どんな電子タバコが販売されているのか理解し、購入するときの参考にしてみてください!
1.アイコス
さきほども話した「アイコス」です。
アイコスは、フィリップモリスジャパンから販売されています。
本体は旧型(9,980円)と新型(10,980円)の2種類です。
なお、替えは「レギュラー、バランスドレギュラー、ミント、メンソール、パープルメンソール、スムースレギュラー」の6種類が販売されています。
現在では、全国で購入可能です。
2.プルームテック
「プルームテック」は、JTから販売されている商品です。
本体は4000円で、替えは「レギュラー、メンソール、パープルクーラー、レッドクーラー、ブラウンアロマ」の5種類あります。
現在は一部場所での販売ですが、2018年度までに全国販売することが予定されています。
また、アイコスと比べてニオイが少ないのも特徴です。
3.グロー
「グロー」はブリティッシュ・アメリカン・タバコ・ジャパンから販売されている商品です。
本体は8000円で、替えは「ブライトタバコ、フレッシュミックス、インテンスリーフレッシュ、スムースフレッシュ、リッチタバコ、シトラスフレッシュ、スパークフレッシュ、ダークフレッシュ」の8種類あります。
現在は、全国で購入可能です。
4.VAPE
ニコチンなしの電子タバコで超有名なのが「VAPE」です。
この商品は、本体のなかにリキッドを入れて使うため、味をミックスさせることも可能!
なお、本体は複数種類あり価格も種類によって違います。
さらに、煙の量も多いため吸いごたえがあるでしょう。
5.Emili
「Emili」は、女性に人気の電子タバコです。
本体は8000円で購入可能で、リキッドを入れて使います。
デザインが可愛らしいだけではなく、大きさもコンパクトなのでオシャレ雑貨として使用したい方におすすめ。
スマホと同じぐらいのサイズでポケットにも入れやすいため、持ち運びを重要視する方にも評判が良いです。
『要注意!』アイコス、プルームテック、グローは喫煙具!
電子タバコを5種類紹介させていただきましたが、前半3つはタバコの葉が使われているため「喫煙具」です(もちろん、喫煙具なので20歳未満の人が使うと法律違反です)。
すなわち、禁煙をしたい場合はタバコの葉が使われていない、後半に紹介した2種類の商品を使ってください!
電子タバコを安全に使用するときのポイント
最後の章では、電子タバコを安全に使用するときのポイントを紹介します。
安全に電子タバコを使うために大事なことが書いてあるので、電子タバコ初心者の方は、ぜひ参考にしてください。
過充電をしない
電子タバコの過充電は危険です。
なぜなら、充電し続けて商品が爆発する恐れがあるからです。
海外では、実際に爆発事故も起こっています。
特に、USBの差込口に差して充電をしている場合、パソコンの破損にもつながりパソコンに入っているデータが吹き飛ぶ恐れも。
また、寝ている最中の充電は爆発した際に気付けず、火災で大きな被害が出る可能性もあります。
賃貸で火災保険に入っていない場合、費用を全額負担しなければならないので気を付けましょう。
機械なので濡らさない
電子タバコは「機械」なので濡らしてはいけません。
手が濡れたままだったり、雨が降っている中で使うと故障率も高まります。
また、電子タバコ本体内がショートすると、それが原因で爆発する恐れも。
安全に電子タバコを使うためにも、これらのことを守りましょう!
改造をしすぎない
煙の量を増やすために部品を追加したり、分解して電気配線の並びを変えることも可能です。
ただ、改造をすると電子タバコが使えなくなったり、爆発が起こったりする可能性も上がります。
なぜなら、製品へ負担がかかるからです。
また、改造している最中に爆発する可能性も0ではありません。
安全に使うためにも、改造せず電子タバコを使った方が良いでしょう。
今後も、日本では電子タバコを使った禁煙方法が主流となるだろう
電子タバコは世界中で認知されていると言うこともあり、今後も電子タバコを使った禁煙が日本で流行り続けるでしょう。
最近では電子タバコを使う方も増えているので、需要が高まるはず。
さらに、日本での屋内全面禁煙が決まればタバコを吸いづらくなり、電子タバコを使う人も増えるでしょう。
ぜひ、タバコから卒業をして、今までとは違う人生を送ってみてくださいね!
※本記事の情報などは2017年12月現在の情報です。