禁煙中にタバコの購入をしたくなった誘惑を抑える方法とは?

禁煙をしているけど、タバコを買いたいときってありませんか?
最近では、コンビニエンスストアやスーパー、ネット通販などいろいろな購入先があります。
増税の影響で、日本のタバコ価格は上がっています。
しかし「買いたいものは仕方がない」と思っている方もきっといるはず。
そこで今回は、禁煙中にタバコの購入をしたくなったときに、気持ちを抑える方法を紹介します。
タバコを辞めたい気持ちが1%でもある方は、参考にしてみてくださいね!
禁煙中にタバコを買いたくなる理由とは!?
まず初めに、禁煙中にタバコを買いたくなる理由を見てみましょう。
あなた自身、どれに当てはまるかチェックしながら読んでみてくださいね!
1.ニコチン依存症によって我慢できなくなる
喫煙者の大半は「ニコチン依存症」だと言われています。
これは、ニコチンが体内にないためにイライラや不安感などを持つ病気です。
喫煙者の脳内では、ニコチンが快楽物質だと認識されています。
すなわち、ニコチンを体内に入れることで脳は快感を得るのです。
しかし禁煙すると、ニコチンが体内に取り込まれなくなります。
その結果、離脱症状が現れタバコを吸いたくなり購入してしまうのです。
ニコチンによる離脱症状は、禁煙開始1週間前後がピークだと言われてますが、長期間禁煙している人に症状が現れる確率も0ではありません。
なかには、数年間禁煙していたにもかかわらず喫煙再開する人もいるので要注意です。
2.他の人がタバコを購入する姿を見たから
コンビニエンスストアやスーパーへ行くと、他の人がタバコを購入している姿を見る機会もあります。
それがきっかけで、タバコを購入する人もいるでしょう。
特に、会社の上司や同僚が購入している場合「一緒にタバコを吸いたいから買おうかな」という気持ちになる人もいます。
誘惑に負ける人は、仲が良い喫煙者と買い物するのは控えた方が良いかもしれませんね。
3.喫煙している姿を見てタバコを吸いたいと思う
喫煙している姿を見て、タバコを購入したくなるケースもあります。
仲の良い人がタバコを吸っている姿を見ると「自分もタバコを吸いながらおしゃべりしたいな」という気分になる場合も。
その結果、タバコを買って喫煙再開する確率が上がるでしょう。
また、笑顔でタバコを吸っている人を見ると「どうして、自分だけ苦しい想いをしなければならないんだ!」とネガティブな気持ちが生まれやすくなるでしょう。
最初は我慢したとしても、最終的には自棄を起こしタバコに手を出す人もいるのです。
特に、毎日喫煙所近くを通っている人は要注意です。
タバコの購入を防ぐコツ
ここからは、タバコの購入を防ぐコツを紹介します。
意識と行動の変化で、タバコの購入をしようとする気持ちも減るので、ぜひ試してみてください。
1.タバコを考えない環境をつくる
タバコを吸いたいと思わないようにする。すなわち、タバコ以外のことを考える時間をつくることが大事です。
すると、タバコを買いたいという気持ちが出る回数も少なくなり、禁煙を続けられるでしょう。
具体的な方法を、2つの場面に分けて紹介します。
仕事中の場合…
仕事中にタバコを買いたくなったら、とにかく仕事のことに集中しましょう。
やり残している仕事がないか、ひたすら探すことでタバコを買いたいと思う気持ちは減ります。
また、他の人より仕事を頑張れば、上司に認められ出世街道を歩んでいけるかもしれません。
目の前のことに集中できる環境をつくりましょう!
プライベートの場合…
プライベートの場合に、タバコを買いたくなる場合もありますよね?
仕事中と違い、社内の人に監視されているわけではないので気が緩みやすいです。
その場合は、何か没頭できる趣味をつくり、ボーっとする時間をつくりすぎないことです。
すると、タバコを買う時間がもったいないと思えてきて、禁煙も捗るはず。
また、家でのんびりしている際も、本を読んだりゲームをやったりと、常に何かしている時間をつくりましょう。
タバコを吸いたい気持ちが減る確率も高くなるのでおすすめです。
2.タスポを処分する
過去に自販機でタバコを購入していた人は、タスポを持っているでしょう。
ただ、禁煙を続けるのであればタスポの処分も大事です。
ネット通販や店頭での購入と比べても自販機での買い物は楽な反面、ちょっとした気の緩みでタバコを購入する場合も。
ただし、タスポには写真が付いているので、処分する際は情報流出を防ぐ意味でも細かく切り刻んでください。
最近では、カード用のシュレッターも販売してあるので利用してみてはどうでしょうか?
その他に、タスポの退会をして個人情報の削除をしてもらうことを忘れないでください。
3.お金を持っていかない
外出して、タバコを購入したいと思った際にはお金やクレジットカードを持っていかないのも効果的でしょう。
買い物できない環境にすれば、仮に店舗へ行ったとしても買わずに済むので、タバコを購入する可能性も0です。
例え「激安!」や「お得!」と商品POPに記載されていたとしても、感情に任せタバコを購入する心配もありません。
4.タバコを取り扱っている場所へ近寄らない
タバコを取り扱っている店舗で買い物しないのも大事です。
例えば、食料品の買い物などでスーパーへ行く機会もあると思います。
しかし、さきほども言ったようにタバコが販売してある店舗へ行くと、タバコを買いたい気持ちが高まり理性が効かなくなる場合もあります。
そこでタバコを買うと、今までの禁煙も水の泡になるでしょう。
それを防ぐために、ネットショッピングで買い物することをおすすめします。
地域によっては、注文後2~3時間以内に届けてくれる場所も。
また、購入金額によって配送料金が無料になるケースもあるので、特典を使って買い物をすると、お得な気分を味わえるでしょう。
特に、仕事や家事が忙しくて買い物へ行くのが面倒だという方におすすめです。
5.タバコ代を他の商品代金に回す
どうしても、店舗へ行ってタバコを買いたくなった場合は、他の商品代金に回すのも有効です。
例えば、タバコ代に460円使おうと思っていたのであれば、それと同額のお菓子や雑貨にお金を使う工夫をすると良いでしょう。
その結果、タバコを購入したい気持ちを減らせます。
また、タバコ代を毎日貯金箱へ入れるのも有効です。
タバコを購入した気持ちになれるだけではなく、お金の節約にもつながります。
1年で10万円以上貯めるのも夢ではありません!
6.タバコ代に回すのはもったいないと意識する
タバコ代でお金を浪費するのはもったいないと意識するのも重要です。
タバコに対してネガティブなイメージを持っていれば、買うのが馬鹿らしくなるはず。
ただ、それでもタバコを購入したいケースもあると思います。
その場合、過去にタバコ代でどのぐらいの金額を浪費したか考えると良いでしょう。
例え、1年間のタバコ代が10万円だとしても、10年経てば100万円です!
100万円あれば、自動車の購入も可能です。
また、自己投資に回すこともできます。
タバコ代を節約して、人生を変えるきっかけにしてみてはどうでしょうか?
タバコを買わずに、快適な生活を送ろう
タバコを買い続けると、お金が減るだけではなく病気になるリスクが高まります。
その結果、あなたの余命に影響を与えるかもしれません。
日本だけではなく、世界各国で禁煙の波は進んでいます。
ぜひ、卒煙するためにもタバコの購入はやめましょうね!