タバコについて見てみよう!歴史から害まで幅広く紹介します!

タバコは身体に悪いものだということをほとんどの人は知っていますよね?がんや肺の病気になりやすいと言われていますが、それ以外にもたくさんのデメリットがあります。
そこで今回は、タバコの歴史や害について見ていきます。タバコによって、身体に悪影響を与えていることを再認識しながら読んでみてください。
タバコを吸い続けると人生が台無しになる場合も
たかがタバコと思っている人もいるのではないでしょうか?タバコを吸い始めて病気になるケースはほとんどありません。
しかし、喫煙開始から10年、20年と経った頃には、あなたの身体もむしばまれている場合もあります。
ただ、そのときに「タバコを吸わなきゃよかった」と思っても遅いのです。今回の記事を読むことで、タバコの恐怖を感じていただければと思います。
タバコの歴史とは?
まず初めに、タバコの歴史について簡単に見ていきます。日本のタバコ文化について見てみましょう。
日本では16〜17世紀にタバコが伝わった
日本には、江戸時代にタバコが伝わったとされています。江戸時代の頃は、藩(現在で言う都道府県のようなもの)によって、タバコの課税金額も違いました。そのため、タバコの価格は地域によって違っていました。
1614年には、禁煙令と呼ばれる法律も制定されるなど、禁煙に対する働きも一応はありました。しかし、その法律も数年したらなくなり、喫煙が認められるようになりました。
明治や大正時代においては、記念タバコの販売。さらに、1945年の終戦以降は、海外からタバコを仕入れて販売したりと、国外のタバコを見る機会も多くなり今日に至るのです。
現在では、タバコを支持する人も少なくなった
江戸時代から400年以上日本で吸われているタバコですが、現在では嫌煙の波によって、タバコ嫌いの人も増えてきました。その結果、喫煙者だから異性にモテないなど、プライベートにおいて大打撃を喰らっている喫煙者もいます。
そのため、タバコを吸ってるというだけで理想の人生が訪れないケースもあるのです。
タバコによって起こりやすくなる病気とは?
喫煙は、ガンや肺の病気にかかる率を上げることを知っている人は多いでしょう。しかし、それ以外にも喫煙が原因でかかりやすくなる病気は存在します。この章では、意外に知られていない病気を中心に紹介します。
1.歯周病
タバコには、一酸化炭素が含まれており、口腔内を「酸欠状態」にするきっかけに。さらに、ニコチンには血管を収縮させる作用もあるため、血流の流れを悪くする傾向があります。その結果、免疫力が落ち、歯周病にかかりやすくなるのです。
また、喫煙によって歯の表面に「ヤニ」が付着しやすくなり、歯が黄色になることもあります。歯の見栄えも悪くなるため、見た目を意識している人にとっては大ダメージ。さらに歯周病が進行すると、固いものが食べられなくなったり歯が抜け落ちたりと、生活に支障を与えるため要注意です。
2.糖尿病
タバコを吸うことによって、交感神経の働きを活発にします。すると、血糖値が上がると同時にインスリンの働きを抑えてしまうため、糖尿病のリスクも高くなるのです。
また、糖尿病患者であっても、タバコを吸うことで「糖尿病性腎症」などの合併症が出る確率も上がると言われています。そのため、死亡リスクも高くなるでしょう。
3.白内障
白内障とは、目の中にある「水晶体」と呼ばれる部分が白く濁り、視力低下へつながる病気です。「水晶体」には、ビタミンCが含まれているのですが、タバコを吸うことでビタミンCを破壊すると言われています。
その結果、喫煙によって白内障にかかる確率が高くなるのです。さらに、タバコの煙が目に入ることで目が乾燥した状態になり、最悪の場合「ドライアイ」にかかるので要注意です。
4.関節リウマチ
関節リウマチとは、手や足、腰など身体のどこかにむくみやこわばりなどが出る症状を指します。初めのうちは、身体の一部分の痛みだけですが、次第に身体全身へと広がる恐ろしい病気です。
タバコを吸うことによって関節の細胞破壊が進むため、起こりやすいと言われています。さらに、リウマチの薬を服用したとしても、喫煙者の場合、薬が効きにくいことも報告されています。激しい痛みに襲われると、歩行も困難になるので厄介な病気だと言えるでしょう。
病気以外にも喫煙での損失がある
喫煙は、さまざまな病気を起こしやすくするものだと改めて知っていただけたのではないでしょうか?しかし、病気以外の面でもタバコによる損失はあるのです。4つ紹介してあるので見ていきましょう。
1.お金が貯まりづらい
タバコは、高いものだと一箱470円します。仮に、一日二箱喫煙していると、30日で「28,200」円タバコ代でなくなっている計算になるのです。
タバコ代だけで1年間、30万円を超えると考えたら、ゾッとしませんか?タバコ代を、投資などに回してお金を増やしてみてはどうでしょうか?
2.印象が悪くなる
喫煙者は、職場内や友人からの印象が悪くなる可能性も高いです。現在では、禁煙を後押しする社会になっています。
また、20代などの若年者は40代以上の人と比較して喫煙率も低いせいか、タバコ嫌いの人も多いので煙たがられる可能性大です。
3.時間を無駄にする
タバコ一本の喫煙時間は5分前後であっても、20本吸えば100分。200本吸えば1,000分です。1,000分は「16時間40分」です。これをなくせば、仕事が終わるのも早くなるかもしれませんよ。
タバコに身体をむしばまれないためにとるべき方法を紹介
タバコを辞めるのが大事だと思っても、なかなか難しいですよね?そこで最後に、タバコから離れる方法を紹介します。マインドを変えることで、禁煙成功率は上がるので試してみてください。
1.タバコのメリットとデメリットを書き出す
自分にとってのタバコのメリットとデメリットを紙に思いつくだけ書いてみましょう。ほとんどの人は、デメリットの数が多いと思います。
すると、タバコが自分にとって悪いものだと再認識できやすくなるので、禁煙する気持ちが湧きやすくなるでしょう。
2.禁煙者との付き合いを増やす
禁煙者との付き合いを増やすのも、行動を変えるために大事です。禁煙している人にも、いろいろな理由があります。例えば、タバコによって重い病気にかかったり生活が苦しくなったりとさまざまな理由があります。
そういう話を聞くことで、禁煙が大事なものだと認識しやすくなり強い信念で禁煙に励めるのです。
3.禁煙達成して何をしたいか目標を立てる
禁煙達成したら、何をしたいか楽しみを作っておくのも重要です。例えば、子供と全力で運動をしたい。あるいは、禁煙をすることで彼女をつくりたいなど、たくさんの目標が立てられます。
目標を達成するための、禁煙を行えば途中で挫折することは少なくなるはずです。
ただ、なかには目標を達成して再度タバコを吸い始める人もいます。そうならないために、目標達成しても別の目標を再設定することで、禁煙を継続する仕組みを作りましょう。
4.禁煙の良さを体感する
禁煙をすることで、身体にも変化が出ます。味覚が変わったり健康状態が良くなったりと、自分で感じることができます。
禁煙の良さを感じれば、この良さを手放したくないと思い禁煙を継続できるはずです。
まとめ
タバコについて言えることは、身体にとって「害」ということです。長年吸っていいことはないですし、周りにも迷惑を与えます。その生活から抜けたいのであれば、今すぐ禁煙を開始してみてはどうでしょうか?