タバコの危険性はいろいろな場面に潜む。どんな被害が出るか考えてみました!

何気ない気持ちでタバコを吸ってる方もいるでしょう。
喫煙していると、ココロがホッとすると答える人も多いはず。
しかし、ここで警告したいのはタバコにはいろいろな危険性が含まれているということです。
そこで今回は、いろいろな場面を想定しながらタバコの危険性を見てみたいと思います。
あなたも自分事として捉えながら、本記事を読んでみてください。
タバコの危険性は、喫煙者だけに現れる症状ではないことを理解しよう
はじめに、タバコの危険性は喫煙者だけではないことを理解しましょう!
当人以外でも、時として非喫煙者や企業など、さまざまな場所へ被害を与えます。
タバコの危険性は、喫煙者以外にも影響することを認識したうえで、読んでみてください。
喫煙所での喫煙時に潜む危険性
はじめに、喫煙者が喫煙所でタバコを吸うときの危険性について見てみましょう。
ご存知の内容もあるとは思いますが、大事なことなので再確認していただけると幸いです。
主流煙で病気の発症リスクが高くなる
まず、タバコを吸っていると「主流煙」の影響を受けます。
主流煙とは、タバコから直接吸い込む煙のことで、喫煙者本人が直接吸うものです。
主流煙は、非喫煙者と比べて吸い込む頻度が高いため、病気リスクが上がるでしょう。
主流煙以外に、副流煙による被害もある
喫煙者は、主流煙以外に副流煙による影響も受けやすいです。
なぜなら、喫煙所には喫煙者が集まり、いろいろな箇所から副流煙が発生しているから。
つまり、喫煙所でタバコを吸っているときは「主流煙+副流煙」のダブルで影響を受けてしまいます。
主流煙・副流煙の影響でどんな病気を発症しやすくなるか?
主流煙と副流煙を吸っていると、ニコチンやタールの影響で病気リスクが上がります。
喫煙で、どんな病気になりやすいか見てみましょう。
1.悪性腫瘍(ガン)
有名なのは「悪性腫瘍」。
いわゆる「ガン」です。
日本では、現在「約2人に1人」がガンにかかり、「約3人に1人」がガンで死亡すると言われています。
つまり、タバコを吸うと余計ガンになる確率は上がるということです。
ガンにかかって抗がん剤治療が発生すると、医療費が毎月数十万円、数百万円かかる可能性があるので注意しましょう。
2.脳の病気
「脳梗塞」をはじめ、「脳出血」、「認知症」などのリスクが上がります。
仮に命が助かったとしても、症状が重い場合は一人での生活が難しく、寝たきりになる恐れもあるので要注意です。
3.喉・口内の病気
タバコは、喉・口内の病気を引き起こすこともあります。
喉の場合は「咽頭炎」、口内の場合は「歯周病」、「歯肉炎」、「虫歯」のリスクが高くなるでしょう。
これらも、全てタバコの有害物質が原因です。
また、口臭も強烈になるので相手に不快感を与えるでしょう。
4.肺の病気
「ぜんそく」や「慢性閉塞性肺疾患(COPD)」を引き起こすリスクが高くなるでしょう。
肺の病気を患うと呼吸をするのが辛くなります。
場合によっては「酸素吸入器」を付けた状態で生活しなければならない場合も。
特に、肺が弱い方は余計苦しく感じるので注意しましょう!
5.肌の劣化・たるみ
タバコの有害物質は、血行不良やビタミンC破壊を進めます。
その結果、肌に「シミ・そばかす」ができやすくなり、劣化やたるみを生み出してしまうでしょう。
若い間は影響がなくても、年齢を重ねるにつれて、症状も現れやすくなります。
いつまでも、若々しい肌を保ちたい方は、タバコを吸わない方が良いのです。
デート中に恋人へ与える被害
この章からは、デート中に喫煙した際、恋人へ与える被害について見てみましょう!
恋人を大事にしたい方は必見です。
受動喫煙の被害を与える
デート中にタバコを吸っている場合、恋人へ受動喫煙の被害を与えます。
なお、被害を与えるタイミングは複数個あるので、代表例を3つ紹介します。
1.恋人の目の前でタバコを吸う
一番多いのは、恋人の目の前でタバコを吸うときです。
食事中、ドライブ中などが挙げられます。
恋人に副流煙が直接かかるので、受動喫煙の被害を与えてしまうでしょう。
2.喫煙直後にキスをするとき
恋人の目の前で吸わなくても、喫煙直後にキスをすると受動喫煙の被害を与えます。
喫煙後30分程度、口内からタバコの有害物質が排出されると言われています(※1)。
つまり、喫煙直後にキスをすると、恋人の口内にタバコの有害物質が入り込み、受動喫煙の被害を与えるのです。
体臭・口臭がきつく、恋人へ不快感を与える
タバコを吸い続けると、体臭や口臭がきつくなるため、恋人はあなたの近くにいるだけで、不快感を感じる可能性が高くなるでしょう。
特に、普段から不規則な生活を送っている方は、さらにニオイが強烈になる恐れがあります。
女性の場合、男性と比べニオイに敏感な方も多いので要注意です。
喫煙のせいでデート時間が減る
恋人が喫煙しないにもかかわらず、デート中に喫煙時間を多くとると、一緒に過ごす時間も減ります。
そのため、恋人にとっては楽しくないデートになる恐れも。
それが続くと、恋人はあなたに愛想を尽かして、フラれる危険性があります。
デートの時間を、なかなかとれないカップルの場合、悪影響を及ぼす可能性が高いので気を付けましょう。
勤務中に喫煙を繰り返すことで、会社へ与える被害もある
勤務中の喫煙は、会社に被害を与えます。
最後の章では、会社にどんな被害を与えるのか見てみましょう。
喫煙時間にもお金を払わなければならない
例えば、1日の勤務8時間のうち、1時間を喫煙に使っているとすれば、実質勤務時間は7時間です。
しかし、勤務中の喫煙を認めている企業では、8時間分の給料を支払っているため、余計な人件費を払っていることになります。
そのような社員が1人であれば、無駄になるお金もわずかで済みますが、数百人・数千人単位になると、何千万円もの人件費が垂れ流しになる場合も。
結果、企業に大きな損失を与えてしまうのです。
タバコが原因の病気を引き起こし、欠勤を繰り返す
喫煙者のなかには、タバコが原因で病気を引き起こし欠勤する方もいます。
欠勤を繰り返すと、他の従業員があなたの仕事をやらなければならなくなる場合も。
つまり、あなたと同じ部署内の他従業員は、仕事量が増えるため負担が重くなります。
場合によっては、社内での関係性が悪くなる恐れもあるでしょう。
職場でタバコが苦手な従業員の気分を害する
タバコを吸った直後は服や身体にヤニのニオイがたくさんついているので、あなたの周りにいる従業員へ不快感を与える場合もあります。
人によっては、ヤニのニオイを嗅いだだけで、吐き気や頭痛、めまいなどに襲われる方もいるのです。
また、あなたの口から出るタバコ臭に気持ち悪さを感じ、他従業員の集中力を阻害する可能性もあり、部署内の士気を下げる恐れがあるので要注意です。
飲み会のときに、受動喫煙の被害を与える
飲み会で非喫煙者の周りでタバコを吸うと、周りの人へ受動喫煙の被害を与えるので、あなたに対する印象が悪くなる恐れがあります。
もし「〇〇さんがタバコを吸うから飲み会に行きたくない」と言う人が増えると、言われた従業員は丸く収めなければならないため、余計な負担を与えるでしょう。
タバコの危険性・被害を与えないためには卒煙するのが一番!
タバコの被害はいろいろな場面で出ます。
このような被害を与えないためには、卒煙するのが手っ取り早いです!
ぜひ、快適な生活を送るためにも、タバコを辞めた生活を送ってみませんか!?
(※1)参考:日テレNEWS24(http://www.news24.jp/articles/2017/06/08/07363747.html)
※本記事の内容などは2017年12月現在のものです。