タバコの被害が出やすい場所を紹介。タバコは非喫煙者に多大な迷惑をかける!?

読者のなかには、気持ち良く喫煙してる方もいるでしょう。
しかし、喫煙に夢中になるあまり、周囲の大人や子どもへ迷惑をかけていませんか?
私も、喫煙していた時代に周囲の人から注意された経験もあります。
そこで今回は、タバコの影響で非喫煙者・喫煙者ともにどんな被害が出るか見てみましょう!
周囲の人に健康障害を与えないために何をすべきか考えるきっかけにしてみてくださいね!
受動喫煙の被害を与えやすい場所とは?
まず初めに、受動喫煙の被害がどのような場所で起こりやすいか見てみましょう。
受動喫煙を軽く考えている方もいますが、いろいろな場所で被害が出ています。
ぜひ、参考にしてみてください。
1.自宅のリビング
喫煙者のなかには、自宅リビングで喫煙する方もいると思います。
友人や家族と一緒にいる空間で喫煙すると、周囲の人へ受動喫煙の被害を与えます。
家族がいる目の前で毎日喫煙をしている場合は、副流煙の影響でパートナーや子供の身体を痛めつけることも。
家族に体調を壊してほしくない人は、タバコを控えた方が良いでしょう。
2.換気扇の下
家族の近くで喫煙するのは気が引けるという理由で、換気扇の下でタバコを吸ってる方もいるでしょう。
一見良く思えますが、受動喫煙の被害を与える危険性があります。
なぜなら、換気扇から排出された副流煙で悪影響を及ぼす恐れがあるからです。
例えば、1階の換気扇で喫煙している場合は、2階の部屋へ副流煙が入る危険性がありますし、換気口の近くを通った通行人に迷惑をかけることも。
その結果、受動喫煙被害者を増やすかもしれないのです!
3.集合住宅内のベランダ
ベランダで喫煙している場合も、近隣住民に受動喫煙の被害を与える場合があります。
特に、両隣や上の階の部屋だと、副流煙が行きわたる可能性も高いです。
最近は、集合住宅内でのトラブルも増えているため、ベランダでの喫煙も難しくなるでしょう。
4.飲食店
複数人で食事をしている席でタバコを吸っている場合も、受動喫煙の被害を与えます。
カウンターの座席で喫煙すると、近くに座っている人へ副流煙が行きわたる場合も。
受動喫煙の被害を受けた方のなかには、料理の味がマズく感じる方がいるかもしれません。
特に、居酒屋だと全席喫煙席のケースも多いので受動喫煙の被害は起こりやすいでしょう。
5.駅のホーム
駅のホームの喫煙所でタバコを吸っている場合も危険です。
特に、喫煙所近くに電車待ちの方が並んでいる場合は、多くの人が受動喫煙の被害を受けます。
通勤ラッシュや帰宅ラッシュなど混雑する時間帯だと、駅のホームにたくさんの人が集まるので要注意です。
6.路上喫煙
路上喫煙を行っている方も、不特定多数の方へ受動喫煙の被害を与えます。
現在は路上喫煙をする方も減りましたが、いまだにルールを守れない人もいます。
特に、歩きタバコの場合は、受動喫煙の被害だけではなく、すれ違い際にヤケドをさせるケースもあるので気を付けましょう。
受動喫煙の被害によって、日本で起こっていることとは?
現在でも、受動喫煙の被害はさまざまな場所で発生しています。
日本でも大きな問題となった今、世の中で何が起こっているか見てみましょう!
1.受動喫煙による被害届が出されている
受動喫煙の被害を受けている方のなかには、被害届を出す方もいます。
職場で受動喫煙の被害を受けている場合は「人事部」、「労働局」へ。
自宅で被害を受けている場合は「弁護士」へ依頼するケースもあります。
現在では、受動喫煙に関する「被害者の会」がつくられており、受動喫煙で訴えられることも当たり前になってきた世の中です。
あなたの何気ない喫煙行動が、裁判へ発展するかもしれないので気を付けましょう。
2.喫煙場所が減少の一途をたどっている
受動喫煙対策として、喫煙場所も減っています。
店舗やコンビニエンスストアの外、駅のホームへ設置されていた喫煙所が撤去されている地域もあります。
特に、都心部では急速に喫煙所が減りました。
なかには、喫煙所が減ったせいでタバコをやめた方もいます。
今後は、都心だけではなく地方でも喫煙できる場所へ減っていくでしょう。
3.受動喫煙防止対策条例の制定が活発になってきた
各地方自治体では「条例」を制定できます。
現在、受動喫煙対策の条例を制定する地域も増えてきました。
例えば「子どもが近くにいる場所で喫煙しない」、「全公共施設内での喫煙を禁止にする」など、タバコに関する条例がたくさん制定されているのです。
その流れが当たり前になれば、タバコに関する条例を制定するのが当たり前になり、さきほど話した喫煙場所の減少へつながるでしょう。
「歩きタバコ禁止条例」も、その一例ですね。
4.受動喫煙防止対策の促進
テレビCMだけではなく、街頭やポスターなどあらゆる販促物を使い、受動喫煙防止対策の促進が行われています。
それもあってか、タバコのマナーも良くなりました。
以前は、タバコの宣伝CMが流れていることもあり、タバコに対してカッコ良い印象を持つ人もいました。
しかし、現在では禁煙に関するCMしか流れていないので、タバコに対するイメージも悪くなったのです。
今後も、喫煙者へ対するイメージが良くなることは0だと言っても過言ではないでしょう。
喫煙者が自身の喫煙で被害を被ることもある
タバコの被害は、吸っている張本人にもデメリットがあります。
最後の章では喫煙者自身が、どのような被害を受けるか見てみましょう!
1.病気のリスクが高くなる
非喫煙者と同様、喫煙者も病気になる確率は高くなります。
有名なのは、ガンになる確率が上がるということです。
咽頭ガンをはじめ、さまざまな部位でガン化する確率が高くなるのです。
しかし、病気リスクが上がるのはガンだけではありません。
「抜け毛」、「かすみ目」、「肌のシミ・くすみ」など、身体の全身にわたって影響があります。
特に、年齢を重ねると加齢による病気リスクも現れ始めるので、早いうちにタバコから卒業した方が良いでしょう。
2.服や身体にタバコのニオイが染み付く
ニオイもたくさん染み付きます。
身体全身や服にニオイが付着すると、近くにいる人を不快な気持ちにさせる場合も。
仮に、服をクリーニングに出しても染み付いたタバコのニオイはなかなか取れません。
また、タバコのヤニによって服が変色する恐れもあるので汚く見えます。
清潔な印象を少しでも与えたければ、タバコを吸うべきではないのです。
3.燃えカスによって、いろいろな場所が汚れる場合もある
タバコの燃えカスで、場所を汚すこともあります。
服や小物、部屋などいろいろな場所が想定されます。
灰がこびり付くと汚れをとるのも大変です。
汚れた部分を何度こすっても、余計汚れを広げる場合もあります。
特に、賃貸物件の場合はタバコの汚れが原因で、引っ越し時に高額請求されるケースもあるので気を付けましょう。
4.毎日のように無駄な時間を使っている
喫煙で時間を無駄にしているのも、喫煙者にとって害となるでしょう。
仮に、タバコ1本を吸う時間が7分で1日20本吸う方だと、1日140分もの時間を回していることになり、30日だと、4200分(70時間)を喫煙時間に使っていることになるのです!
仕事やプライベートに時間を回したい方は、タバコをやめれば時間をつくれますよ!
受動喫煙の被害を与えないためにも、非喫煙者として生まれ変わろう!
喫煙者が減れば、受動喫煙の被害も減ります。
あなたの副流煙のせいで、他の人を苦しめたくありませんよね?
そう思っている方は、ぜひ卒煙を目指してみてはどうでしょう。
禁煙開始当初は、イライラすることもありますが慣れれば快適な生活が送れます。
本当にタバコをやめたいと考えている方は、重い腰をあげて行動してみませんか!?
※本記事の内容などは2017年11月現在のものです。