ヘビースモーカーのデメリットと禁煙方法を紹介

ヘビースモーカーだと、禁煙するのは難しいと思い込んでいる人もいると思います。
しかし、ずっとタバコを吸い続ける人生を送ることで、損することもたくさんあるのです。
そこで今回は、ヘビースモーカーが、なぜ悪いか?さらに、スパッとタバコを辞めるために、何をすべきか?の2本立てで紹介していきます。
ヘビースモーカーとは?
ヘビースモーカーという言葉を聞いたことがある人は、たくさんいるでしょう。
しかし、どこからがヘビースモーカーか?ということになると、ハッキリとした目安はありません(個人的には、1箱を超えたら、ヘビースモーカーだと思います)。
さらに、禁煙場所でも、タバコを吸いたくなるという人であれば、ヘビースモーカーの中でも、症状が重い方だと思っています。
今回は、ヘビースモーカーのデメリットを探りながら、禁煙について、一緒に考えましょう。
ヘビースモーカーになる過程を見ていこう
誰しも、最初からヘビースモーカーだったわけではありません。そこで初めに、なぜヘビースモーカーになっていくのか?過程を見ていきましょう。
吸い始めはタバコの本数は少ない
当たり前のことですが、タバコを吸い始めて、いきなり、ヘビースモーカーになる人はいません。
「自分はヘビースモーカーだから禁煙は無理」と思っている人でも、タバコを吸わなかった時期はあるのです。その時を思い出してみてください。
タバコを吸う生活スタイルが整うことで、ヘビースモーカーになる
社会人の生活では、ストレスが溜まる場合も多く、しかも、周りにタバコを吸う人も増えていきます。
例えば、仲が良い同僚が愛煙家ばかり。あるいは、仕事でストレスが溜まりすぎて、タバコへ走るなど、周りの環境によって、タバコを吸い始め、やがてヘビースモーカーになる場合も多いのです。
特に、物事をネガティブに考えやすい人、神経質な人は、ストレスが積み重なっていく可能性が高いため、タバコへ走る人が増えるでしょう。
次章では、ヘビースモーカーで損をすることを簡単に紹介してありますので、自分に念じるように読み込んでみてください。
ヘビースモーカー生活で損をすること
1.身体
タバコは身体をボロボロにします。口、喉、肺、肌と様々な部分をタバコで傷つけることに。
20代や30代など、若い年代であれば、体調を崩すことも少ないため、なんとも思わないかもしれません。
しかし、年齢を重ねたときに、悲惨なことが起こる確率が上がるのです。年齢を重ねると、タダでさえ、身体はボロボロになっていくのにも関わらず、タバコによる負担を身体に与え続けますか?
2.お金
タバコによって、お金が減ります。例えば、1箱440円のタバコを1日に2箱吸っているとしましょう。すると、毎日880円をタバコ代に回していることになり、30日で、26400円を使っていることになるのです。
しかも、一説によると、富裕層よりも、低所得者層に喫煙者は多いと言われており、ますますお金が貯まらなくなる原因になっているとも言えます。
3.時間
ヘビースモーカーは、タバコを吸う時間を1日で2時間以上使っているケースも多いです。喫煙時間を削減すれば、ほかの仕事に時間を使えますし、休憩時間に充てることも可能。
ちなみに、余談ですが、私が前に働いていた会社の上司で、営業先での待ち合わせ時間に遅刻しそうになっていたにも関わらず、タバコを優先してしまい、間に合わず、取引がパァーになった人がいました。
その人は、社長から大目玉を食らい、降格処分となってしまいました。自分で時間をコントロール出来ない人は、タバコによって人生どん底になる場合もあるのです。
4.人付き合い
非喫煙者は、どうしても喫煙者と食事に行きたくないと思う人もいます。特に、ランチを食べているときに、タバコを吸う人だと、食事に誘っても、断られやすいです。そのため、交流関係が狭くなってしまう場合も。
禁煙することで、非喫煙者と過ごせる機会も増えるはずです。特に、肩身が狭いと思う人は、禁煙委チャレンジしてみてはどうでしょうか?
ヘビースモーカーが禁煙するにあたって
禁煙方法を早く知りたいと思っている人もいるかもしれませんが、その前に、自分の周りの環境を、整えることが大事です。
これをしないと、禁煙も継続しにくくなります。精神面に関することを、しっかりと読んだ後に、最後の章にある禁煙を試してみてください。
1.タバコに対する見方を他人事から自分事へ
今まで、禁煙は他人事だと思っていた人も、自分事に置き換えることで、タバコに対して意識が変わります。
タバコを吸い続けると、自分にどのようなリスクがあり、最悪な場合何が起こってしまうのかをしっかり考えてみてください。
すると、タバコに対して恐怖心を持つようになり、禁煙できる脳になるでしょう。
2.タバコを吸えない環境を作る
自宅に、タバコやライター、灰皿などが置いてあると思いますが、それらを全て処分しましょう。普段の生活から、喫煙具をなくすことで、自分が禁煙する方向へ向かいます。
また、たくさんの人に宣言しておくことも重要。すると、タバコを吸ってはいけないと気持ちも高まり、禁煙を成功させる確率も上がるはずです。
3.何かへ夢中になる時間を増やす
タバコのことを思い出さなければ、タバコを吸おうとはなりません。そのため、運動など自分が夢中になってできることを楽しむのも大事です。
すると、ほかのことで頭の中がいっぱいになり、タバコを吸いたいという気持ちも少なくなっていきますし、ストレスも抱えにくくなるためおすすめです。
ヘビースモーカーの人に送る禁煙方法
精神面について読んだ方は、禁煙方法について読んでみてください。ちなみに、今回は成功確率順に、紹介してあります。
私のおすすめとしては、成功確率が低い順に少しずつ試していき、我慢できなくなったら、別の方法に移る。もしくは2つを組み合わせるという方法が良いと思います。
成功確率低:ニコチンに頼らず禁煙する
初めに、紹介するのはニコチンに頼らず禁煙する方法です。例えば、「禁煙パイポ」や「ガム」、さらに「電子タバコ」などがあります。
その中でも、個人的におすすめなのは、「電子タバコ」です。理由は、ヘビースモーカーの人だと、タバコを吸っている雰囲気を味わいたいと思う人が多いためです。
本物のタバコでなくても、脳はタバコを吸っていると「勘違い」する可能性が上がり、禁煙中のイライラを抑えてくれることも予想されるでしょう。
成功確率中:ニコチンに頼って禁煙する
ただ、ヘビースモーカーだと、ニコチンが体内にない状態が続くことでイライラする人も。そこで、おすすめするのが体内にニコチンを入れるタイプの商品です。
例えば、ニコチン入りのガムやパッチは代表的です。タバコを吸う気分もこれで和らぐでしょう。ただし、購入できる場所も一部のドラッグストアなど、店舗も限られるため確認してくださいね。
成功確率高:禁煙外来
自分で禁煙を頑張るのは「もう限界だ!」という人は、最後の砦として、「禁煙外来」があります。
これは、病院で実際に、禁煙指導などを行ってもらうものです。しかも、保険外来も使えるため、とても便利(ただし、病院によって自己負担となる場合もあるため確認をしてください)。
電子タバコと禁煙外来の合わせ技で頑張ってみるのも良いかもしれませんね。
まとめ
ヘビースモーカーには、ほとんど良いことがありません。長生きできるかもしれませんが、タバコを吸い続けることで「健康」で生きられなくなる可能性があります。
自分の老後のことを思い浮かべながら、禁煙してみてはどうでしょうか?