タバコの悪影響を知り禁煙してみよう!

タバコが色々な面で悪影響を及ぼすというのは、ほとんどの人が分かっていると思います。しかし、実はあなたが思っている何倍もの悪影響がタバコにはあるのです。
そこで今回は、3つの面からタバコによる悪影響を紹介します。これを読んで、タバコの恐ろしさや怖さを体感して禁煙の大切さを考えてみると良いでしょう。
タバコの悪影響は自分にだけ降りかかるわけではない
タバコを吸うことで、自分自身に悪影響を及ぼすというのはほとんどの人が分かっているでしょう。しかし、間接的に周囲へ与える悪影響も存在します。タバコの悪影響と言えば、「自分」のことばかり考えるものですが自然とほかの人に迷惑をかけている場合もあるのです。
今回は、タバコでどれだけの迷惑をかけているのか自分事に置き換えて考えると良いでしょう。
自分自身への悪影響
まず最初に、タバコによって自分自身へどういう悪影響があるか代表例を挙げていきます。普段自分が気付いていない部分も見つかるはずですよ。
1.病気を引き起こしやすくなる
タバコは「百害あって一利なし」と言われています。それぐらい身体へ害を与えるのです。
例えば、口やノド、肺など色々な部分に悪影響を及ぼします。場合によっては、ガンになる場合もありとても危険です。しかも、現在では3人に1人はガンになる時代と言われており、非喫煙者でもガンになる確率はあるのです。
そう考えると、タバコを吸っている人は余計ガンになりやすいというのは言うまでもありません。
2.子供ができにくい身体になる
女性はタバコを吸っていると、妊娠しづらい身体になるのはご存知だと思います。しかし、男性も精子へダメージが与えられやすくなるのです。つまり、恋人同士が両方とも喫煙者だと子供ができる確率は余計低くなります。
また、年齢を重ねるにつれて妊娠できる確率も下がっていくため、そういう人はタバコを今すぐ辞めるべきでしょう。
3.運動できない身体になる
タバコを吸っていると、息切れや体力低下などを引き起こします。また、身体の免疫力も低下しやすくなるため運動したくても身体を動かせません。
そのため、悪循環に陥り肥満や高血圧などを引き起こす確率も上がってしまうのです。
4.お金の減りが早くなる
タバコを毎日2箱買っていると、1カ月で3万円近くなくなります。場所によっては、1カ月分の家賃ぐらいの金額がなくなっていることに。
それを10年繰り返すと360万円です。新車1台分購入できますよ。
5.味覚が鈍感になる
料理を食べても、素材の味を感じにくくなります。特に、料理人にとっては痛手です。場合によってはお客様が喜ぶ料理を提供できなくなることも。
さらに、高価な料理を食べてもおいしく感じることも少なくなり損をしている気分になるかもしれません。
周りの人への悪影響
次に、喫煙によってほかの人へ与える悪影響を紹介します。例え、周りの人が言ってこなかったとしても心のなかでは喫煙者に対して嫌な気持ちを持っているかもしれませんよ。
1.副流煙で病気にさせる恐れがある
タバコで周りの人に一番迷惑を与えるのが「副流煙」です。これはタバコの先から出ている煙で、非喫煙者が吸い込むことで病気になる確率も上がります。何十年も副流煙を浴びている人は、肺や呼吸器などの機能も低下している可能性が高いです。
また、最近では分煙化も進んでいますが喫煙所の扉のスキマから煙が漏れていたり、換気口をつたって非喫煙者の人がタバコの煙を浴びる場合もあります。
特に、食事をしている最中に家族がいる目の前でタバコを吸い続けている人は、毎日のように家族の身体を傷つけていることに。あなたの大事な人を守るためにも禁煙は大事ですよ。
2.服にヤニのニオイが付く
タバコを毎日吸っていると、必然的にヤニのニオイが服に付きます。特に、喫煙所など屋内にタバコの煙が溜まっている場所で喫煙し続けると、余計服にニオイがついてしまうのです。そのため、非喫煙者からしたら一緒に食事をしたり会話をするのが嫌だと思っている場合も。
また、ヤニのニオイをとろうと思ったら消臭スプレーなどケア用品を使わなければいけません。わずかな金額ではありますが、それも長期間使い続けると数万円に膨れ上がります。禁煙すれば、ヤニのニオイに気を遣うこともなくなるため生活も送れやすくなるでしょう。
3.しゃべるたびに口臭いと思われる
どうしても、会社で働いていると会議などで一同そろって話す機会もあります。例えば会議の前にタバコを吸ってからそういう場へ行ってしゃべると、話すたびにタバコのニオイが口から広がることも。そのため、喫煙者がしゃべるたびに顔を下に向けられることも起こります。
すると、あなたからコミュニケーションをとろうと思っても、質の良いコミュニケーションがとれない場合も。特に、女性は男性に対してタバコを吸う人は嫌と思っている人も増えているため、十分注意した方が良いでしょう。
4.イライラをぶつけやすくなる
タバコを吸っている人の大半は「ニコチン依存症」になっていると言われています。そのため、ニコチンが体内に不足しているとイライラすることも。
仮に、長時間喫煙ができない状態になっていると知らぬ間に他の人にイライラをぶつけてしまっていることもあります。
例えば、急に大きな声で怒鳴ったり舌打ちをしながら相手へ話している人はこれに当てはまっている可能性が高いです。それが長期間続くことで人から縁を切られたりして寂しい人生を送ることになるかもしれませんよ。
会社が悪影響を受ける場合も
最後に、喫煙者が社内にいることで会社はダメージを喰らう場合も。そこで最後に、喫煙者がいることで会社がどういうダメージを喰らっているのか紹介します。
1.非喫煙者との不平等が出て対策を組む必要性が出る
会社によっては、仕事中の喫煙を認めている場所もあります。なかには、1時間に1回ぐらいタバコを吸いに行く人も。
すると、非喫煙者からすると「タバコを吸ってばかりなのに給料が同じなのはずるい」と思い出します。
その結果、非喫煙者が不満を持たないような対策を考える時間をとらないといけない場合も。最終的には、余計な時間が使われ事業へ対する業務が厳かになることも考えられるでしょう。
2.業務全体の能率が落ちる
喫煙者は、ニコチンが体内にないと仕事に集中できない人もいます。さらに、業務中にタバコを吸いに行く人ばかりだと、喫煙者の実質業務時間が少ないため仕事が思ったより前に進みません。
すると、本当は1日で100できた仕事でも場合によっては70しかできないケースも。その結果、仕事に遅れが生じ儲けのチャンスも失われてしまうでしょう。
3.部下を出世させたいと思っても喫煙者という理由で断られる場合も
最後に紹介するのが、「出世」です。いくら、仕事の実力があって部下を出世させたいと思い社長などにプッシュしたとしても、喫煙者というだけで出世させてもらえない場合もあります。
その結果、他の人と比べて仕事ができないのに出世する人もいるのです。この状態になってしまうと、場合によっては部内の仕事が回らなくなる可能性もあるため、利益が下がったりなど会社にダメージが加わることも考えられます。
まとめ
思ったより、タバコが色々な面で悪影響を及ぼしているというのが分かったのではないでしょうか?タバコを吸うことで、自分の人生がダメになる可能性もあるのです。周りに迷惑をかけずに仕事とプライベート両面を楽しみたい人は、ぜひ禁煙に取り組んでみてはどうでしょうか?