禁煙を考えている女性必見!タバコ離れで太るのが怖い人は対策をとろう!

「禁煙をしなければ…」と真剣に考えていても、タバコ離れは難しいです。タバコの値段が高くなっていたり、喫煙者に対する視線が冷たくなっていたりで、卒煙したい気持ちを持っている女性もいると思います。
なかには「禁煙をしたら太るよ」と言われ、卒煙に踏み切れない女性も存在するのではないでしょうか?
そこで今回は、禁煙中に太らないためのコツを紹介します。ぜひ、身体のスタイルを維持するためにも生かしてみてください!
禁煙をして全員が太るわけではない
禁煙をした女性が全て太るわけではありません。太る女性もいれば、太らない女性もいます。
「何が違うと思いますか?」
それは、生活習慣やマインドの持ち方などです。それに注意するだけで、太る確率を抑えることができます。本記事を読むことで、快適な禁煙生活を送れるはずですよ。
禁煙で太る原因とは?
まず初めに、禁煙で太る原因について見てみましょう。太る原因は大きく分けて3つに分けられます。
1.禁煙による口寂しさを感じるから
喫煙する習慣が無くなると、口寂しくなり食べ物をどんどん食べてしまいます。例えば、今まで1日に5回喫煙をしていた人は、極端に言うとタバコ5回分の代わりに何か口に加えたくなるのです。
特に、長期的な喫煙生活を送っていた人は、タバコを吸っていたときのことを身体が覚え込んでいるため、口寂しさも表れやすいでしょう。
2.ニコチンが摂取されなくなるから
タバコに含まれるニコチンは、満腹中枢と関連性がある「神経細胞ニューロン」と呼ばれる部分の働きを活発化させることが報告されています(※1)。
それによって、お腹が空いた状態を抑えてくれるのです。
しかし、禁煙によってニコチンの摂取が無くなると空腹感を感じる原因に。その結果、食欲が止まらなくなり爆食いをしてしまいやすくなるのです。
(※1)参考:現代ビジネス(http://gendai.ismedia.jp/articles/-/14037)
3.味覚がよみがえるから
禁煙を続けると、舌の表面に付いている「味蕾(みらい)」と呼ばれる部分の働きが回復します。味蕾とは、味を感じる場所です。
つまり「米の甘み」など素材の味を感じやすくなります。
その結果、料理がおいしいと感じ食欲が止まらなくなるのです。
太らないための対策法とは?
ここからは、太らないための対策法について見てみましょう。今回は「食事面」、「運動面」、「メンタル・行動面」の3つに分けて紹介します。
食事面での対策
お腹が空いたら「ガム」や「するめ」など何度も噛めるものを食べよう
禁煙をすると、間食をしたくなることも増えると思います。ただ、間食をするなというのは厳しいです。そこで「ガム」や「するめ」など、何度も噛み続けられる食べ物を間食で食べましょう。
噛み続けると、満腹中枢が刺激され空腹感も減ります。さらに、口寂しさも解消されるので、禁煙のストレスも感じづらくなるでしょう。
ただし、アゴや歯を悪くしている場合、炎症を起こすこともあります。無理して噛み続けないことが重要です。
糖質を多く含む食事は控えよう
食事の内容も大事です。糖質を含むものは体内の脂肪燃焼を妨げ、太る原因になるので控えましょう。糖質は「ご飯、パン類」など炭水化物だけではなく、「柿、バナナ」の一部果物類や「イモ、カボチャ、コーン」など一部野菜類にも含まれています。
これらを大量摂取すると、太る原因になるので要注意です。逆に言えば、糖質が少な目の食事にすれば太りづらくなると言えます。
食事は「野菜」を一番先に食べよう
食事の順番も重要。まずは、野菜をたっぷり(1食200g前後)食べましょう。
おすすめは「キャベツのざく切り」で、理由は噛みごたえがあり満腹感が表れやすいからです。しかも水分が多いため、大量に食べても太りづらいです。
野菜を平らげた後「たんぱく質」を摂取し、最後に「糖分」を摂取することをおすすめします。野菜とたんぱく質をたっぷり摂取し満腹感を感じた状態になると、糖分の摂取量が少なくて済むからです。
太らないためには、いかに糖分を抑えるか意識すると良いでしょう。
運動面での対策
激しい運動をいきなりするのはNG
運動を始めるときに、気合が入って激しめの運動をする人もいませんか?しかし、それは控えた方が良いです。
身体がついていかずケガをする原因になるためです。さらに、運動ペースを上げすぎると辛く感じ「モチベーションを下げる」原因にもなります。
そうならないために、まずは自分の身の丈に合った運動から始めましょう。例えば「ウォーキング、軽めのジョギング、水泳」などです。運動に慣れて来たら、徐々にペースアップをすることで三日坊主になる確率も下がるでしょう。
運動は1日おきに続けよう
毎日運動をすると「義務感」が表れモチベーションが下がったり、身体に疲労感が溜まり仕事に悪影響が出る場合もあります。
それを回避するため、1日おきに運動を行いましょう。ダイエットではなく「太らない」ための運動なので、自分を追い込みすぎる必要はありません。
あくまで、自分が続けられるペースで運動をすることが大事です。
運動する時間がない場合は、生活の中に運動を組み入れてみて!
職場によっては、仕事が忙しすぎて運動をする時間がとれない女性もいると思います。その場合、生活の中に運動を組み入れるのも一つの手です。
例えば、自宅にいるときは「踏み台昇降運動」を取り入れてみる。また、職場の最寄り駅の1つ手前で降りて歩数距離を増やすなど、いくらでも工夫することは可能です。
初めは苦痛に感じるかもしれません。しかし生活習慣に組み入れれば、それが当たり前になります。結果的に「運動をやらされている感」が徐々に出づらくなるのでおすすめです。
メンタル・行動面での対策
食べ物のことを考えないための環境をつくろう
どうしても、食べ物のことを考えると食欲が湧くことってないですか?その場合は、食べ物のことを考えないで済む環境をつくってみましょう!
例えば、冷蔵庫の中に大量に食べ物を入れない。お菓子を目の前に置かないなど、食べ物が目に入らない仕組みをつくることが重要です。
また、外食をよくする人は外食をせずに済む(例、お金を持ち歩かないなど)仕組みをつくるのも効果的でしょう。
夢中になれることをたくさんつくると、食に走りづらくなる
たくさんの趣味をつくると、その内容を考える時間が増えるので食のことを考える時間も減ります。「読書、運動、ゲーム」など何でも良いです。
例えば仕事でも、夢中になっていると他のことを考えるヒマがないですよね?それと同じです!
日頃から自分の感情を理性で抑える訓練をしてみよう
自分の感情を理性で抑える習慣を身に付けるのも重要です。爆食いしたいと思ったときも、自分で自分を止めることができます。
普段から、何かを我慢する習慣をつくる。ムカつくことがあっても、感情をむき出しにしない。など、日頃の生活で練習しましょう。
すると、食べ過ぎることは減るはずです。
「食べ物を残しても良い」という意識をするのも有効!
人によっては、出されたものは全て食べなくてはならないと思い込んでいる方もいると思います。その方は「食べ物を残して良い」という意識を持つのも効果的です。
ただ、なかには料理を残すことに抵抗がある女性もいると思います。その場合は、料理をつくる量を減らすなど工夫をしましょう。すると、自然と食事量も減るでしょう。
自分に合った対策をとって、スタイルを維持しよう
今回、紹介した対策は人によって向き不向きはあります。全ての対策を実践しようとするのではなく、どの対策だと長続きできるか自分でチョイスしてみてください。禁煙での激太りも防げるはずです。
禁煙太りが起こらなければ、怖いものはありません!ぜひ、喫煙者から非喫煙者へ移ってみませんか?