禁煙は集中力低下を招く!?集中力を上げる対処法を紹介!

「禁煙すると集中力低下を招く」ということを聞いたことはないでしょうか?
集中力を下げると、いろいろな場面で悪影響が出る場合もあります。
人によっては、生活が乱れるケースも。
そこで今回は、集中力低下を招く理由と、集中力を上げる対処法を紹介します。
禁煙で集中力低下を引き起こしている方だけではなく、タバコからの卒業を本当に考えている方も参考にしてみてください!
禁煙で集中力が低下すると何が起こる?
まず初めに、禁煙で集中力が低下すると何が起こるか簡単に見てみましょう。
集中力低下が引き起こす「デメリット」を理解しながら読んでいただけると幸いです。
仕事や勉強が非効率になる
集中力がないと、仕事や勉強が非効率になるでしょう。
例えば、仕事中であればどのような順序・方法で仕事をすれば、効率良く終わるかが分からず、ぼーっとした状態で業務をこなすことへつながります。
その結果、ケアレスミスが起こり他の従業員やお客様へ迷惑をかける恐れがあります。
また、勉強の場合はいくら時間をかけても、覚えることができずに成果が出づらい場合もあり、本試験時に力を発揮することができずに、受験に失敗する恐れがあります。
無駄な時間を使いたくなければ、集中力は低下させない方が良いでしょう。
運転事故を起こす可能性がある
運転中に集中力が低下すると、事故を起こす危険性もあります。
正面衝突や人身事故などを引き起こして逮捕されるケースも。
特に、焦って運転をしている方や日頃の生活習慣が不規則になっている方は、事故を起こす可能性が高くなるので要注意です。
また、仕事でブルドーザーなど重機を使う方も気を付けてください。
操作を誤り業務を止めてしまう恐れがあるからです。
他の人に迷惑をかけることになるので注意しましょうね!
相手の話が頭の中に入らなくなる
働いていると、人と話すことも多いです。
ただ集中力が欠けていると、相手の話が頭の中に入らなくなる恐れがあります。
その結果、話を聞く時間が無駄になることも。
特に、上司に話を聞いていないことがバレると、社内での評判が悪くなり出世に悪影響を与える場合があります。
しかも、相手の話を理解していないので「何を話したか言ってみて?」と言われても答えることができません。
最終的には、あなたが「人の話を聞かない人」だとレッテルを張られるでしょう。
禁煙が集中力を下げる理由とは?
次に、禁煙が集中力を下げる理由を見てみましょう!
一番大きいのはニコチンによる影響
禁煙を開始すると、ニコチンを体内に摂取しなくなるので「禁断症状」が起こります。
症状としては「眠気に襲われる」、「情緒不安定になる」、「イライラする」など、複数種類あります。
禁断症状が原因で、集中力低下を引き起こすのです。
喫煙しないと、集中力低下を招くという「思い込み」もある
タバコを吸わなければ「集中力低下を引き起こす」と思い込みをしすぎると、余計集中力がなくなる可能性もあります。
これは「病は気から」と同じ意味合いです。
特に、深刻に考えてしまう方は、より一層引っ張られるでしょう。
禁煙で集中力が下がるのは短期的なモノ
禁煙で集中力低下を招くとお伝えしましたが、これは短期的なモノです。
つまり、タバコを吸わない生活に身体が慣れていないため起こるのです。
禁煙を1週間、1カ月と長期的に続ければ、禁煙生活に慣れるので集中力低下はなくなります。
また、長期的観点で考えたときに、喫煙し続けよるよりも禁煙をした方がストレスが溜まりづらいという結果も出ています(※1)。
結局、禁煙で集中力低下があったとしても、タバコはやめた方が良いのです。
(※1)すぐ禁煙.jp(http://sugu-kinen.jp/harm/disease/stress.html)
禁煙中の集中力低下を乗り切るための対処法
最後の章では、禁煙中の集中力低下を防ぐ対処法を紹介します。
今回、紹介する対処法は手軽にできるものも多いので、ぜひ実践してみてください!
気分をスッキリさせる
スッキリした気分を味わうのは集中力を高めるために有効です。
気分を変えれば、新鮮な気持ちを感じることができ、ぼーっとしている頭を変えることができます。
なお、スッキリさせる方法として、下記の4つを紹介します。
1.苦手なニオイがする香料を嗅ぐ
ミントやハーブなどの香料を嗅いで、眠気覚ましに使う方もいると思いますが、それでは効果がない人もいるでしょう。
そんな方は、敢えて苦手なニオイを嗅いでみてください。
嗅いでいるときは最悪ですが、脳内は冴えます(ちなみに私はパクチーの香りを嗅いでいました)。
ただし、苦手なニオイを嗅ぎ過ぎると体調不良に陥る場合があるので、長時間嗅ぐのは控えましょうね!
2.身体を動かして血流を良くする
身体を動かすのもおすすめです。自席で行うのであれば「ストレッチ」を。
軽い運動をしたい場合は「ラジオ体操」を。
外へ出たい方は「ウォーキング」をすると良いでしょう。
身体を動かすと、血流が活発になるので目が冴えます。
ただし、運動しすぎると疲労感がすぐにやって来て眠くなる恐れもあるので、運動量の調整を忘れないでくださいね!
3.頭で考える習慣をたくさんつくる
物事を頭で考え続けるのもスッキリさせるコツです。
常日頃から考え事をしていると、脳内が興奮するので眠気も吹き飛びやすいです。
ただし、考える内容は前向きになれるものにしましょう。
ネガティブなことを考えすぎると、気持ちが滅入り精神疾患を患う場合もあります。
前向きなことを考えると、生活も楽しくなるはず。
例えば「仕事を1秒でも早く終わらせるにはどうすべきか?」、「どのように休日を過ごせば、楽しい時間を味わえるか?」など、考える意義がある内容を選ぶと良いでしょう!
4.栄養ドリンクを飲む
栄養ドリンクを飲むのも集中力を上げるコツです。
猛烈な眠気に誘われている方には、カフェイン入りの商品がおすすめ。
ただし、栄養ドリンクのなかには漢方や薬効成分が含まれている商品も販売されています。
大量服用するとカフェイン中毒や副作用に襲われ、体調を崩す危険性もあるので、用法用量を守った上で体調に合わせて飲みましょうね!
作業を区切って進める
仕事が膨大すぎると、どうすれば良いか分からず集中できない方もいると思います。
その場合は、業務をいくつかのブロックに分けて行いましょう。
例えば、一日の業務を「A,B,C,D,E」の5つに分けて、時間を細かく区切って業務をこなすというものです。
大量の業務を一気にこなすのが苦手な方は試してみてください。
タバコを吸っている気分を味わう
いろいろな方法を試しても集中力が上がらない場合は、タバコを吸っている気分を味わうのも一つの手です。
禁煙パイポや電子タバコなどの禁煙グッズを使い喫煙気分を味わうと、脳内が「タバコを吸っている」と思い込み、ぼーっとした頭も切り変わるかもしれません。
喫煙時代と同じようなシチュエーションで禁煙グッズを使うと、より一層タバコを吸ってる気分を味わえるので効果的です。
ただし、人によっては喫煙気分を味わったせいで、タバコの誘惑に負ける場合もあります。
タバコを吸いたくなった人は、この方法を試すのは控えましょう!
集中力を少しでも上げて快適な生活を。
禁煙中の集中力低下をナシにするのは難しいです。
しかし、低下した集中力を上げることはできます。
少しでも集中力が上がれば、仕事やプライベートでも快適に過ごせるはずです。
ぜひ、ご自身に合う対処法を見つけて、一緒に楽しい禁煙生活を送ってみませんか?