煙草を吸う理由や禁煙できない人の特徴とは?自分の状況を再度見直してみよう!

煙草を吸っていると、ココロが落ち着きますよね?
私も、元々喫煙者だったので気持ちは分かります。
でも、あなたは自分がなぜ煙草を吸っているか考えたことがありますか?
おそらく、ほとんどの方は無意識の状態で喫煙していると思います。
普段「自分が煙草を吸っているのはなぜ?」と考える機会はないですよね?
そこで今回は、喫煙者が「煙草を吸う理由」と「禁煙ができない人に多く見られる特徴」を紹介します。
ご自身の喫煙理由と照らし合わせながら読んでみてくださいね。
煙草を吸う理由の代表例とは?
それでは早速ですが、煙草を吸う理由の代表例を見てみましょう。
いくつ当てはまるかチェックしてみてください!
1.煙草を吸ってリラックス気分を味わいたい
煙草でリラックス気分を味わえると感じている方は喫煙し続けています。
リラックス気分を感じるのは、ニコチンが体内に入るためです。
長期間喫煙していると、脳がニコチンを快楽物質だと認識しリラックス成分が脳内に分泌されます。
最終的には、ニコチン中毒になり煙草を吸い続けるのです。
2.生活の一部と化している
喫煙が生活の一部と化している場合も、煙草を吸い続けるでしょう。
朝起きて「顔を洗って歯磨きをして…」と同様に「煙草を吸う」ことも、生活の一部に組み込まれています。
長期間喫煙し続けた方は、身体に染み込んでいるため煙草を吸い続けるのです。
3.意地でも禁煙すると言いたくない
喫煙者のなかには「一生タバコを吸い続ける」と他の人に言ってきた人もいます。
このタイプは煙草をやめた途端、周囲の人から「カッコ悪い」と思われるのが怖く、禁煙に取り組めません。
特に「自分の意志を貫き通したい」と思っている方は煙草を吸い続けます。
また、周囲の人が禁煙していると「自分だけは煙草をやめないぞ!」と意地を張る人も。
そのため、煙草をやめようという思考は働かないでしょう。
4.喫煙姿をアピールしてカッコ良く見せたい
現在では、喫煙者に対する視線も厳しくなっていますが、喫煙者のなかには自分の喫煙姿が「カッコ良い」と思っている方も。
このタイプも、禁煙したいと思っても煙草をやめません。
ただ、最近は若い人を中心に喫煙姿がドン引きされるケースも増えているので、喫煙姿がカッコ良いと思う方も減少傾向にあるでしょう。
5.付き合いで喫煙している
周囲に喫煙者が多い場合は、付き合いで喫煙しているケースも。
例えば「自分だけ禁煙するのは気が引ける」、「喫煙している上司に嫌われるのが怖いから、煙草をやめるのが怖い」など、周りからの見られ方を意識する人に多いでしょう。
また、カップルや夫婦でもパートナーが喫煙しているから、自分も仕方なく煙草を吸っているケースもあります。
日頃から周囲に影響されやすい方は、他の人が煙草をやめない限り喫煙し続けるでしょう。
逆に、自分の信念を貫く方で、周りのことより自分の身体を大事にする方は禁煙する傾向が強まるはずです。
6.コーヒーやお酒と煙草が合うから
コーヒーやお酒を美味しく味わうために煙草を吸い続ける方もいます。
頻繁にカフェへ行ったり、居酒屋へ行って喫煙される方は、煙草&「コーヒーorお酒」にハマっている方も多いです。
禁煙すると、絶妙なハーモニーを味わえなくなり、禁煙するのが嫌だと感じている人も。
その考えが、頭にこびり付いている方は喫煙し続けます。
このパターンの方は、コーヒーやお酒を飲む機会を減らすと禁煙できる確率も上がるでしょう。
お茶やジュースなど煙草と合わなさそうな飲み物を、日頃から飲んでみてください。
その結果、煙草を吸いたい気分が減るかもしれませんよ。
7.喫煙の優先順位が1位、2位となっている
喫煙の優先順位が高くなっている方も、煙草を吸い続けるでしょう。
このタイプの方は、日常生活のなかで喫煙が必須条件となっています。
なかには、食事を摂るよりも煙草優先という人も。
そのため、禁煙が考えられないのです。
禁煙の成功率を上げるには、喫煙より優先順位が高い内容をつくる必要があります。
「自己投資」、「勉強」、「趣味」など、いろいろチャレンジしてみましょう。
その結果、喫煙時間がもったいないと思い、煙草に対する見方も変わるはずですよ。
煙草をやめられない人に多く見られる特徴
煙草をやめられない人に多く見られる特徴を見ていきましょう。
卒煙したいと考えている方は、参考にしてみてください。
1.喫煙のデメリットと禁煙のメリットを考えていない
煙草をやめられない人は「喫煙のメリット」と「禁煙のデメリット」を考えているケースが多いです。
つまり、喫煙する理由を考えているのです。
禁煙するには、喫煙のデメリットと禁煙のメリットを考える必要があります。
すると、煙草に対する考え方が変わり禁煙できるはず。
また、喫煙のデメリットと禁煙のメリットも、できるだけ多く考えましょう。
紙に箇条書きすると、脳内にインプットしやすいです。
ぜひ煙草をやめる理由を見つけ、卒煙を目指してみてください。
2.禁煙できないことを自分以外のせいにする
禁煙に失敗する理由を、他のせいにする人も煙草からの卒業は難しいです。
例えば「喫煙者の知り合いが多いから煙草をやめられない」、「煙草を買い続けることで、税金をたくさん払っているから国に貢献している」など、喫煙し続ける理由を考えている方も禁煙に成功できないでしょう。
禁煙を成功させるには言い訳をせず、自分の意志や考え方を変えるのが大事なのです。
3.どうせ禁煙できないから…と諦め気味
禁煙を始めるときに「自分には禁煙できない…」など、諦めの気持ちを持っている方も禁煙は難しいです。
気の持ち方によって、煙草に対する価値観や行動が決まると言っても過言ではないでしょう。
つまり、ネガティブな気持ちを持ち続けている方は、なかなか煙草をやめようとしません。
逆に「禁煙を成功させるぞ!」とポジティブな気持ちを持っていると、卒煙しようという気になり禁煙成功しやすくなるでしょう。
4.中途半端に禁煙へ取り組んでいる
禁煙へ取り組む際、中途半端な方も煙草を吸い続けます。
例えば、喫煙と禁煙を何度も繰り返していたり、禁煙しようと思いタバコの本数を少しずつ減らしたりなど、中途半端な状態を改善しない方は煙草をやめるのは難しいです。
さらに、目標を立てず何となくの気持ちで禁煙する方も、煙草からの卒業は厳しいでしょう。
5.生活スタイルを変えない
生活スタイルを全く変えない方も、禁煙成功率は低いです。
前章で話したように、喫煙が生活の一部に組み込まれていて改善しない方は禁煙できないでしょう。
例えば、起床後すぐに喫煙していた方は、それを別の内容に変えない限り煙草からの卒業は難しいです。
ボーっとしている時間があると、煙草を吸いたくなる気持ちも高まりやすいので、たくさんの予定を詰め込むと良いでしょう。
また、煙草を吸いたくなる気持ちにならない生活環境をつくるのも重要です。
食事や生活スタイルを健康的にすると、煙草を吸うのが嫌になるはず。
その結果、禁煙したい気持ちが高まるでしょう。
喫煙者は減少傾向なので、今後は禁煙した方が快適な生活を送れるだろう
禁煙の可能性を高める秘訣を交えながら、喫煙する理由を紹介しました。
現在では喫煙者も減少傾向です。
JTの調査によると、日本の喫煙率は20%を切っています(2017年発表分)。
今後も喫煙者は過ごしづらくなることが予想されるので、早いうちに煙草をやめて身体をいたわってみませんか?