タバコを仕事中に吸うメリットとデメリットを紹介。企業での喫煙事情とは?

仕事の合間にタバコを吸ってる方もいると思います。
コーヒーを飲みながらのタバコ休憩は最高ですよね?
私も、会社員時代にそのような生活を送っていたので共感できます。
ただ、仕事中のタバコは良い面だけではなく悪い面もあるのです。
本記事では「タバコを仕事中に吸うメリットとデメリット」、「企業での喫煙事情」を紹介します。
仕事中にタバコを吸うメリット
早速ですが、仕事中にタバコを吸うメリットについて紹介します。
1.喫煙者とコミュニケーションがとりやすい
仕事中の喫煙は、社内の喫煙者とコミュニケーションをとるチャンスです。
例えば、仕事中は怖い上司でも「喫煙時」だと優しくなる方。
仕事中は、無口で話しづらい上司でも、一緒にタバコを吸っているときは話をしてくれる方もいます。
つまり、仕事中と喫煙時の態度がガラッと変わる人がいるということです。
特に、直属の上司と喫煙所でコミュニケーションがとれると、仕事も楽になるかもしれません。
また、人見知りで職場内の誰とも会話ができない方も、喫煙所でコミュニケーションをとれば「話すのが好きなんだ」と相手へ伝わります。
すると、職場内で話しかけてきてくれる方が増える可能性大です。
喫煙所以外の場所でコミュニケーションをとれるようになり、仕事に良い影響を与えるでしょう。
いろいろな人と仲良くなれば、仕事で困ったことがあっても助けてもらえる確率も上がるのでおすすめです。
2.気分転換になりスッキリする
喫煙すると、気分転換になりスッキリする方も多いです。
タバコには、覚醒作用をもたらすニコチンが含まれています。
そのため、眠気に襲われている方も、タバコを吸うと気分がスッキリし、リフレッシュになると感じるのです。
特に、仕事に追われて連日連夜残業が続いている方は、余計スッキリ感を感じやすいでしょう。
外を眺めながらの喫煙で、あなたを癒してくれるかもしれませんね。
3.勤務中の休憩もとりやすい
喫煙に関して寛容な企業だと「タバコ休憩」という名目で、勤務中でも休憩しやすいでしょう。
昼休みとは違い「〇時~〇時」と決めていない会社もあり、比較的自由にタバコ休憩をとれる場所もあります。
つまり「トイレ」へ行く感覚と同じです。
タバコを吸うと言えば離席することも可能なので、喫煙者にとっては都合が良いでしょう。
仕事中にタバコを吸うデメリット
メリットの反面、デメリットもたくさんあります。
喫煙者にどういうことが起こるのかイメージしながら、読んでいただけると幸いです。
1.病気のリスクが着々と上がる
一番大きいデメリットは、病気のリスクが上がることでしょう。
特に、咽頭系と呼吸器は喫煙が原因で病気リスクが高まる症状も多いです。
ガンなど大きな病気にかかると、入院の必要があります。
さらに、退院しても「抗がん剤治療」をすることが多く、1年間で数十万円、数百万円かかるケースも。
その結果、生活に大きな負担を与えるでしょう。
特に、家族持ちで一家の大黒柱として働いている人にとっては「大打撃」。
その状況を少しでも回避したければ、タバコを吸わないのが一番です。
禁煙期間が長ければ長いほど、身体の状態も良くなるでしょう。
2.非喫煙者から冷たい目で見られる
非喫煙者に「タバコを吸う奴はたくさん休憩をとって不公平」という印象を持たれている場合もあります。
特に、直属の上司が非喫煙者だと仕事の評価が下がる確率も0ではありません。
最初は部署内の人にしか冷たい目で見られていなかったとしても、噂が広がれば社内全体に行き届きます。
その結果、別の部署へ異動しても「タバコ休憩ばかりする○○さんだ」と言うように、異動した初日から悪い印象が付いている可能性もあるのです。
特に、非喫煙者ばかりの企業だと、このようなケースは起こりやすいので注意しましょう。
3.タバコのニオイが付き非喫煙者へ不快感・怒りを与える
喫煙するたびに、服や身体中にタバコのニオイがこびり付きます。
ニオイ消しなどを使わず職場内に戻ると、周りの非喫煙者へ迷惑をかけることになりかねません。
タバコのニオイを感じるだけで「身体がだるくなる」、「気持ち悪くなる」、「仕事のモチベーションが上がらなくなる」など、さまざまな悪影響を及ぼす恐れがあります。
毎日続くと周りの非喫煙者は、会社へ出勤するのが嫌になる場合も。
最近では「○○さんからするタバコのニオイがキツイ」と人事部などへ申告する方が増えてきたように思えます。
あなたが当事者になれば、会社での評判も悪くなり働きづらくなるので気を付けましょう。
4.仕事に使える時間が減る
喫煙回数が多いと、その分仕事に使える時間は減ります。
特に、残業や休日出勤が続いている方は喫煙が原因かもしれません。
例えば、毎日の残業と喫煙時間が共に1時間だとしましょう。
喫煙時間をなくせば、残業をしなくても済む可能性が見えてきますよね?
残業が毎日続くと、その分疲れも溜まりやすくなります。
身体を少しでもいたわりたいという気持ちがあれば、喫煙時間を仕事に回すのも一つの手です。
5.出世に悪影響が出る
企業によっては、喫煙者の出世が難しい仕組みをつくっている場所もあります。
アメリカやヨーロッパでは、前々から言われていましたが、日本の企業でもこういう動きが活発化になってきました。
上司から「タバコをやめたら出世できるかも」、「タバコを吸っている限り印象は良くならないね」と言われ、出世できないケースもあるのです。
また、喫煙者の採用をしない会社も少しずつですが現れてきました。
喫煙者にとって働きづらい環境が今後もつくられるでしょう。
企業での喫煙事情とは?
最後の章では、企業における喫煙事情を見てみたいと思います。
一体、どのようなことが起こっているか理解しましょう。
勤務中の喫煙を認めない企業が増えてきた
全ての企業でタバコ休憩を認めているかと言うと、そうではありません。
現在では、勤務中の喫煙を認めない企業も増えてきました。
会社の敷地内から、喫煙所を撤去し全面禁煙化へ乗り出した企業もあるのです。
また、勤務中の喫煙を認めている企業でも「〇時~〇時」の間のみ。
というように、時間を設定している場合もあります。
そのため、喫煙者に対する企業からの圧力は増していると言っても過言ではありません。
今後も、日本で禁煙化の波が加速していけば勤務時間内の喫煙を認めない企業が増えるでしょう。
喫煙者と非喫煙者で、待遇に差を付けている企業もある
同じ役職で、仕事の出来が一緒でも喫煙の有無で待遇に差を付けている企業もあります。
「禁煙手当」など、非喫煙者が得する仕組みをつくっている会社も存在するのです。
手当目当てで、禁煙している人もいます。
非喫煙者が働きやすい環境をつくるために制度を採用する企業が増えていくでしょう。
会社で良い待遇を受けるためにも、卒煙をした方が良い
どうせ、会社で働くなら良い待遇を受けて、1円でも多く給料や手当をもらいたいと思います。
それを、叶えるには「卒煙」が一番です。
上司によっては、卒煙の成果を認めてくれ、出世させてもらえるかもしれません。
周りの目が変わり、あなたの印象が良くなる確率が上がるからです。
印象が良くなれば、あなたの良い評判が社内中に広がり、職場内で過ごせやすくなるかもしれません。
また、あなたが喫煙者だという理由で寄って来なかった異性も、卒煙すれば恋愛対象となり、そこから結婚へつながるかもしれません。
仕事とプライベートを充実させるためにも、ぜひタバコから卒業してみませんか?