【禁煙志願者へ】ニコチンガムの副作用を紹介!使用上の注意とは?

ニコチンガム(ニコレットなど)を使って「早く禁煙をしなきゃ…」と思ってる方もいるはず。
今の時代、タバコを吸っていると後ろ指を指されることも多いですもんね。
ただ、ニコチンガムを服用すると「副作用」の可能性があることをあなたは知っているでしょうか?
人によっては、害を感じる製品なのです。
そこで今回は、ニコチンガムの特徴、発生確率がある副作用の種類について紹介します。
ニコチンガムって一体何なの?
まず初めに、ニコチンガムとは何なのか簡単に説明します。
ニコチンガムを買う前に、基本知識を付けておきましょうね!
ニコチンが含まれたガムのこと
ニコチンガムとは、その名の通りニコチンが含まれたガムのことを指します。
噛み続けるとニコチンが体内へ吸収されます。
タバコを吸いたい気持ちを和らげるための禁煙グッズなのです。
味も、ミントやマンゴーなどいくつか種類があるので、自分好みの味を見つけられるでしょう。
指定第二類医薬品なので、店頭購入時は薬剤師or登録販売者がいなければ購入できない
ニコチンガムは、市販で「指定第二類医薬品」として販売されています。店頭で購入する際は「薬剤師」or「登録販売者」がいる時間帯でないと購入できません(最近では「テレビ電話」越しに薬剤師とやり取りをして、購入できる店舗も増えています)。
また、インターネットでの購入であれば、いくつかの質問に答えて購入できるので楽です。
ただ、製品について詳しく知りたいという方は、店頭で接客を受けた後に購入することをおすすめします。
セルフメディケーション税制対象商品となる
「セルフメディケーション税制」とは、医療費控除の「特例」です。
医薬品(一部医薬品は対象外)の購入金額が1万2000円を超えた分(毎年1月1日~12月31日の1年間)については、課税所得金額から控除されます(上限8万8000円)。
つまり、所得税と住民税が安くなるということです。
2016年までは、医療費や医薬品について使用した金額が10万円を超えないと控除されませんでした。
しかし、セルフメディケーション税制ができたことで、少額でも控除対象されるようになったのです。
ただし、期間限定の可能性があるため税制改正の情報は毎年見ておきましょう!
副作用が起こりやすい人とは?
この章からは、副作用が起こりやすい人について見てみましょう!
いくつ当てはまるか確認してみてください。
1.過去に大きな病気をしたことがある
入院など過去に大きな病気をしたことがある人は、医師への相談が必要でしょう。
過去の病気が原因で、ニコチンガムを噛んだ時に副作用が出る確率が高くなります。
特に、胃や肝臓系で大病を患った方がある方は注意しましょう。
ニコチンガムに含まれる成分を消化する際に、悪影響が出る恐れもあります。
ただ、大きな病気をしたことがない方でも、ちょっとした疾患で副作用が出る恐れもあるので、不安な方は購入前に「薬剤師」or「登録販売者」へ相談することをおすすめします。
2.用法用量を守らずに使用した
用法用量を守らずに使用した場合も、副作用出現率が高まります。
長時間噛み続けて効果を高めたい気持ちは分かりますが、その行為が身体へ大きな負担となる場合もあります。
また、非喫煙者が噛むのもNGです。
普段ニコチンを摂取していない方が服用すると、余計気分が悪くなるからです。
あくまで喫煙者が禁煙するための製品なので、友人がニコチンガムを噛んでいるからと言って、もらうのは辞めましょうね。
3.医薬品使用時にアレルギーが出やすい
飲み薬、塗り薬ともにアレルギーが出やすい方も要注意です。
ほとんどの薬で「湿疹」、「かゆみ」などの表情がある方は気を付けてください。
ニコチンガム服用時にも、同じ副作用が出るかもしれません。
噛んでいる最中に、少しでも違和感を感じたら使用をしないことが大事です。
ニコチンガムで起こる可能性がある副作用とは?
いよいよ、ニコチンガムで起こる可能性がある副作用について見てみましょう。
複数個紹介しますが、人によっては記載されている内容以外の副作用が起こる場合もあります。
ニコチンガム使用前の参考にしていただけると幸いです。
1.アゴの痛み
ニコチンガムを何度も噛み続けると、アゴを痛め咀嚼するのが難しくなります。
特に、普段から柔らかい食べ物ばかり噛んでいる方は、アゴを痛めやすいでしょう。
場合によっては、食事など普段の生活にも影響を与えるので要注意です。
ニコチンガムは、1粒に付き「30分~60分」が目安です。
また、ガムを捨てた後は時間を空けて新しいガムを噛みましょう。
アゴも適度に休憩させないと、疲弊してしまうので要注意です。
2.口がヒリヒリする
ニコチンガムの成分によって、口がヒリヒリするケースがあります。
場合によっては「口内炎」や「大きな出来物」ができる可能性も。
症状がひどくなれば、食事をするのが不自由となり食べ物を入れられません。
また、飲み物も熱かったり香辛料が含まれている状態だと、口へ刺激を感じやすくなり痛みが出るのです。
もし、症状が長引くようでしたら病院への診察や塗り薬を使うなどして、症状を緩和させましょう!
3.吐き気、下痢
体質に合わず、吐き気や下痢を起こす場合もあります。
食欲が失せたり、トイレに駆け込む回数が増えたりと生活に悪影響を与えるでしょう。
特に、昔から胃腸が弱い方は吐き気や下痢を起こしやすいかもしれません。
下痢が何度も続くと脱水症状が起きる場合もあるので、少しでも異変が出たらニコチンガムを噛むのは控えましょう。
4.皮膚のかゆみ
ニコチンガムの成分が、皮膚のかゆみを引き起こすことがあります。
人によっては、ニコチンガムを噛み終えた後、身体の一部に湿疹が出だす場合も。
身体を掻きむしると、皮膚を傷めて患部が余計ひどくなります。
かゆみも、一瞬で引く場合もあれば1日以上続く場合もあるのです。
症状が収まらなければ、塗り薬や飲み薬もあるのでかゆみを止めましょう!
5.頭痛、めまい
頭痛やめまいを引き起こす場合もあります。
人によっては、ニコチンガムを噛み続けることで立てなくなる方も。
危険な作業をしている際に、この症状が起きると命の危険性があるので危ないです。
ただ、この症状を起こす方のなかには、ニコチンガムを何個も噛みすぎて「ニコチン過多」になっている場合もあるので、用法用量を守って服用しましょうね!
6.眠気
眠気が起こる場合もあります。
特に、車の運転中に眠気が襲うと危ないです。
事故を起こし、人生を棒に振るかもしれません。
眠気による事故も、全国各地で起こっています。
少しでも眠くなった方は、迅速に車を停めて眠気が収まるまで待ちましょう。
7.ニコチン中毒
ニコチン依存性が高くなり、服用終了後もニコチンが欲しくなる場合もあります。
人によっては、ニコチンガムの使用期間が終えたからと言って、紙タバコを吸いだす方も。
せっかく、ニコチンガムにお金をかけたのに禁煙成功できなければ意味がありません。
お金を無駄にしないためにも、ニコチンガム服用終了後も禁煙を継続させたいものですね。
ニコチンガムの副作用が怖い方は別の禁煙方法を。
ニコチンガムを使い続けるのが怖くなった方もいるでしょう。
ただ、心配する必要はありません。
副作用が出ない禁煙グッズに変える対処法をとれば良いだけです。
電子タバコや禁煙セラピーなど、いろいろな種類があります。
ぜひ、あなたに合う禁煙グッズを探し当てて、卒煙にチャレンジしてみてはどうでしょうか?
※本記事に掲載されている内容などは2017年10月現在の内容です。