タバコでだるいと感じるあなたへ。症状を取り除く方法とは?
タバコを吸っていて、身体がだるいと感じることってないですか?
女性のなかには、妊娠中のだるさも気にせず喫煙する方もいます。
タバコを吸いたい気持ちは分かりますが、それでは家族や友人に心配をかけます。
ただ、なぜタバコを吸ってだるいと感じるのでしょうか?
そこで今回は、タバコを吸っていてだるいと感じる理由、タバコのだるさを取り除く方法を紹介します。
タバコを吸っていて身体がだるいと感じる理由を見てみよう
早速ですが、タバコを吸っていてだるいと感じる理由を見てみましょう。
一番の原因は、タバコの有害物質で身体が悲鳴をあげているから
タバコを吸っていると、喫煙期間の長期化や加齢によって、身体が感じる負担も大きくなる場合も。
それは、つまり身体が悲鳴をあげているということです。
タバコを吸い続けると、下記の症状が現れやすくなります。
息切れなど、呼吸の苦しさ
タバコに含まれる有害物質(タール、一酸化炭素など)は、息切れや呼吸の苦しさを強めます。
例えば「少し歩いただけで疲れる」、「階段を数段昇っただけで息切れがする」など、日常生活に悪影響を与える場合も。
また、場合によっては呼吸ができずに、酸素吸入器が必要になるケースもあるのです。
若い間は症状が現れにくいですが、加齢とともに症状が重くなるでしょう。
口腔内(のども含む)の病気
喫煙すると、口内にタールがまとわりつくため、歯茎や咽頭などに炎症が起こる場合もあります。
口内の炎症がひどくなると、呼吸をしづらくなります。
特に、風邪をひいて鼻づまりなどで鼻呼吸ができない方は、余計口での呼吸も辛くなり身体がだるいと感じるでしょう。
肝臓が悲鳴を挙げている
タバコのなかに含まれるアンモニアなどを筆頭に、数十種類の有害物質が肝臓に負担をかけるため、肝臓病を引き起こすリスクも高くなるでしょう。
特に、肝臓の数値が悪い人は、大病へつながるので気を付けてください!
タバコを吸うのが面倒に感じるから
喫煙するのが面倒だと感じているのに、タバコを吸っている人もだるさを感じます。
特に、日頃から動かずにダラダラ過ごしている人に多いでしょう。
長期間、この状況が続くと悪循環に入り、生活のメリハリも無くなる恐れがあるので要注意です。
喫煙でだるさを感じる人は、禁煙(卒煙)して取り除こう
タバコを吸っていてだるいと感じる方は、タバコを吸わないのが一番です。
身体が慣れるまでは、禁煙中に身体のだるさも現れますが、1ヶ月間も経てば身体もスッキリするはず。
とは言っても、どの禁煙方法を試せば良いか分からない人もいるのではないでしょうか?
そこで、この章では禁煙方法と各禁煙方法のメリット・特徴を見てみましょう!
1.一人だけで禁煙を頑張るあなたには「電子タバコ」がおすすめ!
誰の力も頼らず、禁煙を行いたい方は「電子タバコ」がおすすめです。
数年前から、日本では電子タバコのマーケット市場が大きくなっています。
最近では、デザインが凝ってる商品や煙の量を調整できる商品まで、幅広いニーズに対応した商品が販売されています。
値段も1000円台のモノから1万円近くするモノまであるので、ご自身のお財布の中身と相談しながら購入を考えてみてはどうでしょうか?
最大のメリットは、タバコを吸っている気分を味わえること!
電子タバコを使えば、タバコを吸っている気分を味わえるので、タバコが吸えないイライラを分散することも可能です。
利用している最中は、煙(水蒸気)も出るため、ぜいたくに感じるはず。
ただ、周囲に人がいる状況で煙を吹きかけると、周りが不快に感じるので気を付けましょう。
火を使わないので、火事になる心配もほとんどない
電子タバコは、火を使わないので寝たばこで火事になることはありません。
そのため、就寝前にも安心して使えるでしょう。
ただし、商品によっては電子タバコ本体内部でショートを起こし、そこから火花が燃え移り火事になるケースもあります。
電子タバコを濡れた手で触れたり、充電しっぱなしで寝るのは辞めましょうね。
2.タバコを辞めたいと思わない方は「禁煙セラピー本」を試してみて!
タバコが身体に悪いと思っていても「辞める理由はあるの?」と疑問に思っている方は「禁煙セラピー本」を試してみてください。
喫煙していた有名人のなかには、禁煙セラピー本を使って、タバコから卒業した方もいます。
頭でっかちだと思う方も、柔軟性があると思っている方も、一度試してみてはどうでしょうか?
メリットは、タバコに対する考え方が変わるかもしれないということ
禁煙セラピー本を使うメリットは、タバコに対する考え方が変わるかもしれないということです。
今まで、タバコを吸っていた方のなかには、禁煙セラピー本を使用した結果「タバコを吸うこと自体嫌になった」と答える方もいます。
タバコを見ることすら嫌になるかもしれませんね。
本が苦手な方は、CDもある
読者のなかには、本を読むのが嫌と感じてる人もいるでしょう。
その方は、CDでの禁煙セラピーを試すことも可能です。
CDだと、聞き流すだけなのでラクです。
寝てる間に、ずっとCDをかけると効果的かもしれませんね!(もちろん、効果には個人差があります。)
3.一人で禁煙するのは難しいと思った方は「禁煙外来」も併用してみよう!
「一人での禁煙は、絶対に無理!」と思う方は、医師の力を借りて禁煙外来へ通いましょう。
最近では、CMで放映されていることもあり、禁煙外来の存在自体がメジャーになってきました。
しかも、診察回数も全5回で済むので比較的ラクです。
症状によっては、禁煙補助薬を処方してもらえるため、禁煙できる可能性も高くなるでしょう。
禁煙外来のメリットは、禁煙成功率が高い
禁煙外来は、とにかく禁煙成功率が高いことで有名です。
「すぐ禁煙.jp」によると、全5回通った方の成功率は「49.0%」です。
つまり、約2人に1人は禁煙に成功しているということ。
さらに、病院なのであらゆる医療器具も設置してあり、肺活量や血液検査なども行えます。
そのため、禁煙による改善度をあらゆる「数値」で知ることが可能です。
数値が改善されれば結果も見えるため、禁煙を続けるのも楽しく感じるでしょう。
条件が合えば社会保険適用になるので費用も安く済む
禁煙外来は、社会保険適用も可能なので治療費を安く済ませることも可能です。
一般的には全5回の診察で2万円前後と言われています。
ただし、社会保険適用となるには下記の条件をクリアしなければなりません。
- ニコチン依存症と認定されなければならない
- 過去の喫煙本数が規定数を超えないとならない
- 過去に禁煙外来を利用していた方は、1年以上経過していないとならない
これらの条件をクリアしないと、全額自己負担となるので6万円前後費用がかかるので注意してください。
ただし、全ての病院で行われているわけではないので要注意!
禁煙外来は、とても便利な禁煙方法ですが全ての病院で行われているわけではないので、病院へ行く前に問い合わせましょう。
保険局などへ問い合わせると、禁煙外来を受診している病院・クリニックを紹介してくれるので有効活用しましょう!
身体をラクにして快適な人生を送ろう
タバコによるだるさがなくなれば、快適な人生を送れます。
「急に症状が良くなった!」と気付くことは、正直なかなかありません。
しかし、ふとした時に「そういえば体調が良くなったな」と気付く瞬間が訪れるはずです。
生きている限り、身体は衰えていきます。
身体の老いを遅らせるためにも、一緒に卒煙をしてみませんか?
※本記事に掲載されている内容などは2017年12月現在のものです。