喫煙と禁煙を繰り返す理由とは?禁煙を続けて身体に起こる変化も見てみよう!

禁煙にチャレンジしても、何度も失敗する方もいると思います。
タバコを卒業するのって難しいですよね?
ただ、禁煙中に喫煙をすると今までの努力も水の泡に。
どうせ禁煙をするなら「卒煙」を目指したいですよね。
今回は「喫煙と禁煙を何度も繰り返す理由」、「禁煙を続けて身体に起こる変化」を中心に見ていきます。
喫煙と禁煙を何度も繰り返す理由
喫煙と禁煙を何度も繰り返す人には、特徴があります。
まず初めに、禁煙に失敗する理由を見てみましょう。
1.意志の弱さ
意志が弱い方は、禁煙に失敗する確率も高いです。
自分で設定した目標を達成できなかったり、途中で諦めたりなど自分を追い込めない人に多く見られます。
禁煙する際に「途中でタバコを吸ってもしょうがない」というネガティブな気持ちから入る人もいます。
それが、意志の弱さにつながっているのです。
仕事・プライベートにおいて、何でもやり遂げる気持ちを持てば意志の弱さは解消されるでしょう。
2.禁煙に失敗したときの言い訳を考えている
禁煙をしているのに、失敗したときの言い訳を考えている人も禁煙失敗する確率が高くなります。
なぜなら、言い訳によって自分を正当化しようとしているためです。
「〇〇だから禁煙に失敗しても仕方がないよね?」と周りに同調を求めます。
結果、いつまで経っても卒煙できません。
このタイプの方は「失敗したときの言い訳を考えない」、「禁煙に失敗したら周りの目が冷たくなると想像する」と良いでしょう。
すると、喫煙するのが怖くなり失敗したときのことを考えずに済むはずです。
3.喫煙者との付き合いが多い
喫煙者との付き合いが多いと、相手から「1本ぐらい吸っても良いじゃん」と誘われる場合も。
また、禁煙を失敗させようと喫煙所へ連れていく人もいます。
人からの誘いを断れない方は、喫煙を再開してしまうでしょう。
人は周りの環境によって、行動も変わります。
喫煙者ばかりと付き合っていると、その雰囲気に耐えられずタバコに手を出す確率も上がります。
このタイプの人は、喫煙者との付き合いを減らしたり、NOと言える勇気を持つとタバコを吸わずに済むでしょう。
4.自分に合っていない禁煙方法を試している
いくら、禁煙を行っても自分に合っていない禁煙方法を行うとストレスが溜まります。
その結果、我慢できずにタバコを吸うケースもあるのです。
このタイプの人は、なぜタバコを吸いたくなるか分析することが大事。
例えば、口寂しさからくるのであれば「ガム」や「電子タバコ」を。
誰かに監視されないと禁煙できない人は「禁煙外来」というように、禁煙に失敗する原因を分析したうえで禁煙方法を決めましょう。
すると、卒煙できる確率も上がるはずですよ!
5.ストレスを抱え続ける生活を送っている
禁煙にストレスは大敵です。
どうしてもイライラが多い環境にいると、タバコに手を出す確率も上がります。
当てはまる人は、日頃からストレスを抱えない生活を心掛けてみてはどうでしょうか?
例えば、休日になれば運動やゲームなど趣味を楽しむ。
また、仕事中にストレスが溜める場合はポジティブな発想を持ち続けるというように、自分が苦しくならない環境をつくるのも重要。
すると、タバコを吸いたい気持ちも減るはずです。
喫煙と禁煙を繰り返すとどうなる?
この章からは喫煙と禁煙を繰り返すと、どんな悪い効果が出るか見てみましょう。
1.タバコ離れができなくなる
喫煙と禁煙を繰り返すと「タバコを吸いたくなったら禁煙中でも吸って良いや」という気持ちを持ちやすくなります。
その結果、卒煙失敗を繰り返します。
何度も卒煙に失敗すると「どうせ禁煙に失敗するから喫煙し続けよう」という気持ちになり、禁煙をしなくなるのです。
その結果、一生タバコと付き合う人生を送るでしょう。
2.周りからの信頼がされなくなる
何度も禁煙に失敗すると、周りからの信頼もなくなります。
「意志が弱い」、「嘘つき」、「自分に甘い」など悪い印象を周囲の人へ与えることに。
その結果、職場でも人望が無くなり仕事をしづらくなるかもしれません。
3.何事も中途半端で済ませようとする
喫煙と禁煙を何度も繰り返すと、他の物事も中途半端で済ませるケースも出てくるでしょう。
禁煙だけではなく、仕事やプライベートなど何もかも中途半端な状態になり、気付いたときには後悔するケースも。
また、飲み会の席などでタバコを再開すると受動喫煙をまき散らすことになるので、非喫煙者からすると迷惑です。
禁煙を継続することで、他の物事も完璧に取り組もうという意識が強まり、生活スタイルが変わるかもしれませんね。
実際、禁煙を続けると身体が変わる
禁煙を続けると、身体の状態も変化します。
卒煙すれば、快適な生活を送れる可能性も高くなるので、ぜひチェックしてみてください!
1.体温が上昇する
タバコを吸い続けると身体全体の血流が悪くなり、冷え性などを起こす原因に。
しかし、禁煙をすれば血行が良くなるので、手のひらから足の先まで血がいきわたりやすくなります。
それもあって、禁煙を20分前後すると体温が上昇(正常化)します。
新陳代謝が活発になったり、寝起きが良くなったりと生活において良い傾向が出るでしょう。
2.運動しやすくなる
タバコを吸っていると、息切れやぜんそくなどを起こしやすく、長時間の運動を続けるのも難しいです。
しかし、禁煙を続けると肺機能が回復するので、長期間の運動もしやすくなります。
禁煙から1カ月も経てば、運動するのも楽になるでしょう。
また、体内にある一酸化炭素の量が平常値に戻り、酸素を取り込める量も増えます。
その結果、呼吸をしやすくなります。
3.味覚が回復する
2日間禁煙をすると、味覚も回復し出します。
そのため、素材の味まで感じ取ることができ食事をするのも楽しくなるでしょう。
また、嗅覚も復活するので素材の香りも楽しめます。
特に、ワインを飲むときに香りを感じたい方におすすめです。
料理をおいしく感じれば、食欲もわき出て食べるのが楽しくなるかもしれませんね。
ただし、禁煙太りをする人もいるので食べる量には気を付けてください。
4.口内の病気リスクが減る
タバコには、有害物質が何百種類と含まれています。
そのため、虫歯や歯周病のリスクが高くなる場合も。
人によっては、30代前後で歯が抜け落ちるケースが考えられます。
差し歯を入れるにしても高価なので、お金を使えない方には厳しいです。
また、タバコに含まれるヤニが原因で、歯が黄ばむ場合も。
最近では、歯のヤニをとる用品もありますが、タバコを長期間吸い続けると歯にヤニが積もります。
しかし、禁煙すればヤニを吸うことも無くなるので、タバコが原因でこれ以上歯が黄色くなることもありません。
その他にも、禁煙すればタバコ臭が口の中に広がらなくなり、相手に不快感を与えずに済むでしょう。
5.ガンの発症率が低くなる
ガンになる確率も減ります。
禁煙から5年経てば、喉頭がんや食道がんになる確率が半分にまで減り、10年経てば、タバコによって死亡する確率が非喫煙者と同じになるのです。
つまり、禁煙を長期間行えば大きな病気にかかる確率が低くなり、寿命も延びます。
定年退職をした後も働きたい人は、特に身体が大事になるため卒煙を目指してみてはどうでしょうか?
タバコ立ちをして、快適ライフを送ってみては?
禁煙の成功率は低いと言われていますが、タバコ立ちをすれば身体に良い変化が現れます。
さらに、お金も浮くので生活が楽になるかもしれません。
今まで何度も卒煙に失敗した人も、ぜひタバコからの卒業を目指してみてはどうでしょうか?